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“お菓子”擬人化役が好評 実力派俳優・妻夫木聡の魅力とは

 現在放送中のフジテレビ系ドラマ『若者たち2014』で主演を務めるほか、大河ドラマや映画など、幅広く活躍する俳優・妻夫木聡。今年2月からオンエアされている江崎グリコの新CMでは、サーカスのピエロを思わせる風貌の“お菓子の化身”役をチャーミングに演じ、好評を集めている。セリフがなく、ふとした表情や仕草で感情をつたえる難役でお茶の間の心を掴んだ実力派、妻夫木の魅力を同CM撮影エピソードから探る。

赤い付け鼻でチャーミングに魅せる“お菓子”役の妻夫木聡

赤い付け鼻でチャーミングに魅せる“お菓子”役の妻夫木聡

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 “お菓子の化身”に扮した妻夫木は、けんか中のイタリア人夫婦や鉄道旅行中の外国人観光客のもとなど、世界中のさまざまな場所に神出鬼没で登場。「お菓子」の存在によって仲直りしたり、シェアすることでみんなを笑顔にするという、ユニークなストーリーが展開される。

 撮影では、お菓子の軽さを表現するためのワイヤーアクションなど、アナログな仕掛けを多用。作品を見た人が「笑顔」というテーマを納得できるキャラクターかつ、セリフがなくても感情が伝わる芝居を求められた妻夫木だったが、そんな難しいリクエストにも、柔軟で表現力豊かなパフォーマンスで次々と対応していく。赤い付け鼻は「なるべくガッチリ固定した方が、ほかの動きに制約がなくなって演技がしやすい」と自らアイデアを提案するなど、芝居に取り組む真摯な姿勢でスタッフを感心させたという。

 また、外国人女性から恋人同士のようにキスされたり、鼻を噛み付かれたりするシーンもあり、妻夫木は「なんか(鼻を)こねくり回された」と振り返って収録現場を和ませる場面も。同CMは、そんな妻夫木の気さくな振る舞いや人懐っこい笑顔といった、持ち前の人間性と存在感がいかんなく発揮された作品といえそうだ。

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