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高嶋政伸、“甲斐の虎”武田信玄を怪演 『信長のシェフ』

 『DOCTORS2』(テレビ朝日)や『ハニートラップ』(フジテレビ)などの怪演技で、敵役をやらせたら抜群と言われる高嶋政伸。現在、テレビ朝日系で放送中の時代劇『信長のシェフ』(毎週木曜 後7:58)でも、織田信長の宿敵・武田信玄役で異様な存在感を放っている。

ドラマ『信長のシェフ』で武田信玄役を演じる高嶋政伸。2時間かけて作り上げる特殊メイクは「頭のてっぺんが、ちょっととんがっているところ」がお気に入り(C)テレビ朝日

ドラマ『信長のシェフ』で武田信玄役を演じる高嶋政伸。2時間かけて作り上げる特殊メイクは「頭のてっぺんが、ちょっととんがっているところ」がお気に入り(C)テレビ朝日

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 第2話(17日放送)のラストで信玄の目が、獲物を見つけた獣のように光る演出はカラーコンタクトによるもので、高嶋が自ら出したアイデア。「信玄の目は“鷹の目”だと思った。どうすれば“鷹の目”になるか、とても研究しました」と、真摯なまでの役作りの賜物だ。今作では、特殊メイクに2時間費やして、“甲斐の虎”と恐れられた信玄になりきり、「髭が特徴的で、付けると武田信玄にスーッと入っていける」と話す。

 同ドラマは、『週刊漫画TIMES』(芳文社)に不定期連載されている同名漫画(原作:西村ミツル、作画:梶川卓郎)が原作。人気アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太主演で、平成のフレンチ・シェフがタイムスリップして織田信長のお抱え料理人になるユニークな設定で、戦国時代を描く。

 NHKの大河ドラマをはじめ、時代劇への出演経験も豊富な高嶋は「過去の歴史にスポットを当てることで現代の何かの側面が見えてくるのが時代劇の面白さだと思いますが今回はタイムトリップという設定があり、平成という現代にスポットを当てることで逆に歴史の知られざる一面が見えてくる面白さがあると思う」と見どころを語っている。

 24日放送の第3話では、比叡山の焼き討ちにより、足利義昭(正名僕蔵)、顕如(市川猿之助)らはより一層、織田信長(及川光博)討伐への思いを強める。そしてついに甲斐の虎・武田信玄(高嶋)も信長の首を獲るべく、動き出そうとしていた。謀反を企てる信長の家臣・松永久秀(笹野高史)の動きを知った信玄は、家臣の秋山信友(風間トオル)を使い、ケン(玉森)と夏(志田未来)を拉致。信玄はケンに、明朝の朝ご飯を作るよう命じ、自分にふさわしくない料理であれば、即刻ケンも夏も殺害する、と言う。

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