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映画『寄生獣』追加キャスト発表 東出昌大、大森南朋、浅野忠信ら豪華俳優陣が集結

 月刊漫画雑誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で1990年から95年にかけて連載され、俳優・染谷将太深津絵里橋本愛らを迎えて映画化する『寄生獣』。このほど同作の追加キャストが発表され、俳優の東出昌大大森南朋北村一輝浅野忠信ピエール瀧など総勢8名の豪華俳優陣のキャスティングが実現した。

11月公開の映画『寄生獣』追加キャスト(左上から時計回りに)浅野忠信、東出昌大、余貴美子、國村隼、大森南朋、ピエール瀧、新井浩文、北村一輝 (C)映画「寄生獣」製作委員会

11月公開の映画『寄生獣』追加キャスト(左上から時計回りに)浅野忠信、東出昌大、余貴美子、國村隼、大森南朋、ピエール瀧、新井浩文、北村一輝 (C)映画「寄生獣」製作委員会

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 人間を捕食する「パラサイト(寄生獣)」と呼ばれる生物に脳を支配された人間たちが、別の人間を食べるというストーリーと同時に、地球上での人間の存在価値を問う深遠なテーマで絶大な人気を誇る同作。普通の男子高校生から過酷な運命に身を投じる主人公・泉新一役には染谷、新一の高校に教師として赴任してくるパラサイト・田宮良子役に深津、新一の幼馴染みでヒロイン・村野里美役は橋本が務める。

 そして、今回の追加キャスト発表では、新一と里美の通う高校に転校してくる謎の転校生・島田秀雄役に東出昌大、新一とミギーを尾行するフリーライター・倉森役に大森南朋、市長に立候補する謎の男・広川剛志に北村一輝、新一の母親・泉信子役に余貴美子がキャスティングされた。

 そのほかにも、不自然な笑顔を浮かべながら新一とミギーの前へ現れる男・三木役にピエール瀧、指名手配されていた快楽殺人鬼・浦上役に新井浩文、パラサイトたちによる事件(通称・ミンチ殺人)を初期から追っている警部補・平間役に國村隼、広川のボディーガード・後藤役に浅野忠信と総勢8名の豪華俳優陣が脇を固める。

 兄に薦められて原作を読んだという東出は、「原作を読んだのは中学生のときでした。そのときに受けた衝撃、不気味さ、残酷さ、人間とは何かと問いを突きつけられるような感覚。そのすべてがこの作品にも詰まっていると思います」と語る。

 また、大森は「寄生獣の原作も連載当時から読んでいました。まさか映画に呼んで頂けるとはありがたいです。どんな映画が出来るのか、現場の段階でこんなにも想像しづらかったのは初めてかも知れません。完成を楽しみにしております」とコメントを寄せている。

 監督・VFXを務めるのは岡田准一主演『永遠の0』や、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴氏。撮影に『告白』ほか中島哲也監督作で手腕を振るう阿藤正一氏。美術は三池崇史監督作『クローズZERO』『悪の教典』を手がける林田裕至氏らが集結する。

 映画『寄生獣』は今年11月29日にPART1が全国でロードショー。来年にはPART2となる『寄生獣 完結編(仮)』が公開される。

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