元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が7日、都内のバーで行われた転職情報サイト「リクナビNEXT」のイベント『ぼくらの働き方の可能性が広がる夜』に登壇。無職の時代を乗り越え、政治家にまで登りつめた自らの経験談を交えながら、「とにかくリアクション、行動を起こすことがものすごい可能性を生む」と、成功の秘訣を熱弁。20代の一般ビジネスパーソンの「自分に合っている仕事に出合いたい 」との声には「今の仕事に合わせていけるかも重要。恋愛と同じで自分に合う人を探すより、その人に合わせられる自分に変わっていくほうが、可能性が広がる」と激励した。

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　イベントには杉村のほか、職業体験イベントの企画・運営を行う仕事旅行社の田中翼代表取締役、求人サイト「日本仕事百貨」を運営するシゴトヒト社のナカムラケンタ代表取締役がトークを展開。田中社長が「自分の価値観を知ることが大切。そのためには色々な体験をすること」と語ると、ナカムラ社長も「諦めずに“ジブンゴト”として続けていくと、生態系のようなものができて形になる」とエールを送った。

　この日は七夕にちなみ、それぞれが短冊に願い事を込める一幕も。杉村は「安定」としたため、「これは悲願ですね。一度でいいから安定したい。本当は朝9時に出社して夕方5時には退社する、そんな安定した生活が理想なんですよ」と吐露。一方で、「なんでもこい！という強い気持ちを持てる人が、これからの時代は活躍する」とも力説。タレントの岡本夏生から授かったという「明日があると思っていると、明日がない。明日がないって必死にやると、また明日がくる」との名言も披露し、「これをマカオの空港のロビーで、恥ずかしくなるくらい大きい声で言われた」と明かして笑いを誘った。

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