日本文学振興会は20日、第151回芥川賞・直木賞(平成26年度上半期)の候補作を発表した。受賞作を決める選考会は7月17日に東京・築地「新喜楽」で行われる。
芥川龍之介賞候補には、5度目のノミネートとなった戌井昭人氏の『どろにやいと』のほか、中国留学中の横山悠太氏の『吾輩ハ猫ニナル』、柴崎友香氏の『春の庭』など全5作が選ばれた。
直木三十五賞候補には、人気の高い「疫病神」シリーズ最新刊『破門』で黒川博行氏が6度目のノミネート。そのほか、4度目の選出となる貫井徳郎氏の『私に似た人』、家族の再生と再出発を描いた伊吹有喜氏の『ミッドナイト・バス』など、幅広いジャンルから全6作が選ばれた。
芥川賞・直木賞は昭和10年に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌、単行本で発表された短篇および長編の大衆文学作品を対象に優秀作を選定する。
前期・第150回(平成25年度下半期・1月16日発表)は、小山田浩子氏の『穴』が芥川賞に、朝井まかて氏の『恋歌』と姫野カオルコ氏の『昭和の犬』が直木賞を受賞している。
候補作品は以下のとおり。
■第151回「芥川龍之介賞」候補作品
戌井昭人『どろにやいと』群像1月号
小林エリカ『マダム・キュリーと朝食を』すばる4月号
柴崎友香『春の庭』文學界6月号
羽田圭介『メタモルフォシス』新潮3月号
横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』群像6月号
■第151回「直木三十五賞」候補作品
伊吹有喜『ミッドナイト・バス』文藝春秋
黒川博行『破門』KADOKAWA
千早茜『男ともだち』文藝春秋
貫井徳郎『私に似た人』朝日新聞出版
柚木麻子『本屋さんのダイアナ』新潮社
米澤穂信『満願』新潮社
芥川龍之介賞候補には、5度目のノミネートとなった戌井昭人氏の『どろにやいと』のほか、中国留学中の横山悠太氏の『吾輩ハ猫ニナル』、柴崎友香氏の『春の庭』など全5作が選ばれた。
直木三十五賞候補には、人気の高い「疫病神」シリーズ最新刊『破門』で黒川博行氏が6度目のノミネート。そのほか、4度目の選出となる貫井徳郎氏の『私に似た人』、家族の再生と再出発を描いた伊吹有喜氏の『ミッドナイト・バス』など、幅広いジャンルから全6作が選ばれた。
芥川賞・直木賞は昭和10年に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌、単行本で発表された短篇および長編の大衆文学作品を対象に優秀作を選定する。
前期・第150回(平成25年度下半期・1月16日発表)は、小山田浩子氏の『穴』が芥川賞に、朝井まかて氏の『恋歌』と姫野カオルコ氏の『昭和の犬』が直木賞を受賞している。
候補作品は以下のとおり。
■第151回「芥川龍之介賞」候補作品
戌井昭人『どろにやいと』群像1月号
小林エリカ『マダム・キュリーと朝食を』すばる4月号
柴崎友香『春の庭』文學界6月号
羽田圭介『メタモルフォシス』新潮3月号
横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』群像6月号
■第151回「直木三十五賞」候補作品
伊吹有喜『ミッドナイト・バス』文藝春秋
黒川博行『破門』KADOKAWA
千早茜『男ともだち』文藝春秋
貫井徳郎『私に似た人』朝日新聞出版
柚木麻子『本屋さんのダイアナ』新潮社
米澤穂信『満願』新潮社
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2014/06/20