アイドルグループV6の年長者ユニット・20th Century（トニセン）の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が、9月28日から東京・青山劇場で始まるミュージカル『ON THE TOWN』で、10年ぶりに舞台共演することが16日、わかった。3人が舞台に揃うのは、2004年の舞台『SAY YOU KIDS』以来となる。

　日本初上陸となる同舞台に臨む坂本は、「10年ぶりに僕たちトニセンが同じステージに立つ公演なので、今から非常にテンションが上がっております」と喜びを明かし、「初の3人そろってのミュージカルなので、これまでの経験を生かし、最高のステージをお見せできればと思っております」と意気込んでいる。

　さらに、年内で閉館する青山劇場での公演とあって「この作品がラスト公演になると思います。今まで数々の公演でお世話になったご恩を精一杯返せたら、と思います」と想いを込めている。

　同作は、ジェローム・ロビンズのバレエ作品『ファンシー・フリー』を元にミュージカル化。1949年には、映画化され、大ヒットを記録した。3人はそれぞれ水兵役で、坂本は、ロマンチストなゲイビーを、長野は生真面目なチップを、井ノ原はひょうきん者のオジーを演じる。

　そのほか、共演には女優の真飛聖、樹里咲穂、シルビア・グラブが起用されている。公演は、9月28日から10月14日まで青山劇場で、10月18・19日には大阪・オリックス劇場で行われる。