俳優のオダギリジョーが主演するテレビ東京系ドラマ『リバースエッジ　大川端探偵社』（毎週金曜　深0：12）の第9話〜最終話（第12話）のゲスト出演者が明らかになった。第11話では、同局系ドラマ『俺のダンディズム』（毎週水曜　後11：58）に主演する名バイプレーヤーの滝藤賢一が、オダギリ演じる調査員・村木に尾行される異常に足の速い“謎のランナー”役で出演する。

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　同局のドラマ『モテキ』や『まほろ駅前番外地』を手がけた大根仁氏が脚本・演出を手がける同作は、東京・浅草に居を構える小さな探偵事務所に舞い込んでくるさまざまな“依頼”の中に、現代に流れる混沌とした空気、複雑になっていく人間模様を映し出す異色の探偵物語。オダギリのほかに、石橋蓮司（所長役）、小泉麻耶（受付嬢・メグミ役）がレギュラー出演する。

　第9話「命もらいます」（6月13日放送）には、遊園地のウグイス嬢の声に恋したオタク男役でボブ鈴木が出演。男は声の主に会いたくて、従業員に詰め寄ったり待ち伏せをしたりするも、それらしき人物は見当たらず…、村木たちに調査を依頼する。

　第10話「もらい乳／決闘代打ち」（6月20日放送）は、「もらい乳」の依頼人・磯山直人役でオクイシュージが出演。赤ん坊の頃に母親に捨てられた磯山は、“もらい乳”をくれた女性に一言お礼を伝えたいと依頼に訪れる。当時住んでいたアパートの住所と、聞くとなぜか涙が出るというある曲を手がかりに、村木は調査を開始する。

　「決闘代打ち」の依頼人は、中野英雄が演じるヤクザの組員・黒川。日頃から仲の悪い中年幹部の赤木（佐藤正宏）と青田（深見亮介）が、つまらない一言から言い争いになり、ケジメとして双方の命を懸けた決闘をするまでに発展。そこで、互いに自分の代わりとなる殺し屋を連れてきて闘わせる“代打ち”を提案した黒川は、所長に立ち会いをしてほしいと頼む。

　第11話「トップランナー」（6月27日放送）は、少し不気味な雰囲気のメガネの女（山田真歩）が、毎朝通勤時に見かける一般ランナーの男（滝藤）の素性調査を依頼。そのランナーは毎日同じ場所をひたすら往復しており、フルマラソンと同じ距離を2時間弱で完走するという。半信半疑の村木だったが、調査の結果、男の速さに隠された秘密を知ることになる。

　7月11日放送の最終話「依頼者は所長」は、所長が依頼人につきゲストなし。