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玉山鉄二、『マッサン』ゆかりの地を訪問「今後の芝居に活かしたい」

 次期NHK連続テレビ小説『マッサン』(9月29日スタート)に主演する俳優の玉山鉄二とヒロイン役の女優シャーロット・ケイト・フォックスが2日、北海道・余市町の旧竹鶴邸の前で取材会を行った。

『マッサン』ロケ収録をスタートさせた(左から)玉山鉄二、シャーロット・ケイト・フォックス(撮影場所:北海道余市町・旧竹鶴邸前) (C)NHK

『マッサン』ロケ収録をスタートさせた(左から)玉山鉄二、シャーロット・ケイト・フォックス(撮影場所:北海道余市町・旧竹鶴邸前) (C)NHK

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 現在、ニッカウヰスキー余市峡蒸溜所内にある旧竹鶴邸は、同ドラマのモデルとなった創業者竹鶴政孝・リタ夫妻が余市町の郊外山田町で暮らしていた住居を移築、復元したもの。和洋折衷の造りとなっており、玄関ホールと庭園のみ一般公開されている。

 政孝さんの孫・孝太郎さんの案内で、特別に住居内を見学した玉山は「政孝さんのお部屋にふすまがいくつかあるんですが、ひとつのふすまを開けると布団をしまうところがありまして、もうひとつのふすまを開けると廊下につながっていまして、もうひとつのふすまを開けたら、なぜかわからないんですけれど、小便器がありました」と効率の良い間取りであったことを説明。

 「ちょっと“いらち”(関西地方の言葉でせっかちという意味)な部分があるのかな、と僕は解釈していまして、今後のお芝居に活かして、ユーモアのある政春を演じていけたらいいなと思っています」と役作りにもプラスになったようだ。

 シャーロットは初めて訪れた北海道(小樽)の風景に感動。「雪が残った山が見えて、崖が見えて、海岸が見えて。(リタさんは)ご主人のこともすごく愛したんでしょうけれど、この景色、この自然もすごく愛されたんじゃないかと思いました。きっとスコットランドのことも思い出されていたのだと思います」と想像をふくらませていた。

 また、リタさんの部屋にある本に書き込まれた政孝さんからのメッセージを目にして、「このドラマのストーリーが私の頭の中に一気に広がりました。この物語は本当なんだ、なんて美しいんだろう、と。彼らの勇気、気品、強さ、そういうものをすごく感じました」と話していた。

 同ドラマは、明治から大正へ、大阪が日本一華やかなりし時代。不可能だと言われていた国産初のウイスキー製造のために、大阪から本場スコットランドへと単身渡った亀山政春は、修行を終え本場の技術を身につけ、スコットランド人の嫁エリーを連れて帰国。そして、始まる波乱の日々を描く。

 あす3日から5日まで、余市町をはじめ道内各所でロケ撮影を行う予定。

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