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7月『9係』が帰ってくる シリーズ初のスピンオフも登場

 俳優・渡瀬恒彦主演、テレビ朝日系人気シリーズ『警視庁捜査一課9係』がシーズン9として7月から放送されることが20日、わかった。さらに、9係9年目のメモリアルを飾るべく、シリーズ初のスピンオフスペシャルドラマ『帰れない二人』(6月27日放送、後11:25〜深0:25※一部地域を除く)の放送も決定した。スピンオフの主人公は、『9係』で名コンビぶりを発揮している青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)の二人だ。

テレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係』シリーズ史上初のスピンオフ作品『帰れない二人』(6月27日放送)に出演する吹越満(左)、田口浩正(右) (C)ORICON NewS inc.

テレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係』シリーズ史上初のスピンオフ作品『帰れない二人』(6月27日放送)に出演する吹越満(左)、田口浩正(右) (C)ORICON NewS inc.

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 2006年に誕生した『9係』は、加納倫太郎(渡瀬)、浅輪直樹(井ノ原快彦)、小宮山志保(羽田美智子)、村瀬健吾(津田寛治)、青柳、矢沢ら個性豊かな刑事が、それぞれの背景、事情を抱え、時に激しく対立しながらも難解な事件に挑む群像ドラマとして人気を獲得。シーズンを重ね、刑事たちの独特な個性もファンの間で定着してきた。

 スピンオフで主役に抜てきされた青柳は、反骨精神の塊で金持ちと上流階級が大嫌い、常にシニカルな変人、矢沢は根っからの善人で偏屈な先輩・青柳に振り回されつつも時に厳しくしかりつけることもある。思わず笑ってしまうような丁々発止のやり取りを繰り広げながら、ほかの刑事たちに負けじと犯人を追いつめる有能なコンビだ。

今回のスピンオフでは、青柳と矢沢が通常の張り込みから思いもよらぬ事件へと巻き込まれてしまう。たった二人でどうやって事件を解決していくのか。単発ドラマとして同ドラマになじみの薄い視聴者も楽しめるストーリーをスピーディーに展開しつつ、二人のセリフのやり取りを堪能できる“密室劇”を演出し、ファンの満足度も高めていく。

 『警視庁捜査一課9係』は7月より毎週水曜(後9:00〜9:54)放送。

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