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榊英雄監督、濡れ場シーンは自ら実演「口だけでは失礼」

 俳優で映画監督の榊英雄が20日、都内で行われた映画『捨てがたき人々』(6月7日公開)のプレミア試写会に出席。お金や性など、人間の本能を生々しく赤裸々に描いた同作。この日のトークショーで榊監督は、物語のポイントである“濡れ場シーン”での体当たりの演技指導法を明かした。

映画『捨てがたき人々』プレミア試写会に出席した榊英雄監督 (C)ORICON NewS inc.

映画『捨てがたき人々』プレミア試写会に出席した榊英雄監督 (C)ORICON NewS inc.

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 濡れ場シーンの撮影前には「僕自身がパンツを履き、上半身裸になる」といい、「こういうセックスをしてほしいと口だけで言うのも失礼なので、男性スタッフを使って『足をこうやって…』と延々とやって、それを(役者が)なんとなく自分なりに解釈して演じてもらった」と自ら実演してレクチャーしたという。

 実際にカメラを回すときも「何度も粘って撮った」と一切の妥協を許さず、「何回も取るうちに(役者の)体力を消耗していって罪悪感はありますけど、男と女のまぐわいをリアルというよりか生っぽく表現したかった」とプロ根性をのぞかせた。

 イベント終盤には、同作の主題歌「蜘蛛の糸」を担当するシンガー・ソングライターで妻の榊いずみが登場。ライブパフォーマンスで会場を沸かせると榊監督は「やっぱりライブはいいですね」と微笑んでいた。

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  • 映画『捨てがたき人々』プレミア試写会に出席した榊英雄監督 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)佐藤ワタル、榊いずみ、榊監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『捨てがたき人々』プレミア試写会に出席した榊いずみ (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『捨てがたき人々』プレミア試写会に出席した佐藤ワタル (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『捨てがたき人々』プレミア試写会に出席した榊いずみ (C)ORICON NewS inc.

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