1月期にテレビ東京系で放送された連続ドラマ『なぞの転校生』の全12話一挙上映会が9日深夜、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、企画・プロデュース・脚本を手がけた映画監督の岩井俊二氏、長澤雅彦監督、キャストの高野浩幸、本郷奏多らがトークショーを行った。
岩井氏は、同作について「最初、企画だけをやっていたんですが、だんだんプロデュースもやるようになり、終わってみたら脚本も書いていました。これは長澤監督と二人三脚で作った作品です」と紹介。連ドラ脚本もSF作品も初挑戦だった岩井氏は、撮影が始まってから最終回の脚本をほぼ全面的に書き直す“暴挙”に出ていたことを告白し、長澤監督はじめ現場スタッフを凍りつかせたエピソードを明かした。
それも岩井氏が書き直した最終回(第12話)は前後編2本分の“超大作”となり、脚本通りに撮影もされたが、全12回の編成は変わらず、最終回は前後編を1本にまとめた短縮版が放送されていたという。
最終回が長くなったのは、主人公・岩田広一(中村蒼)の父親役で出演した高野が、当初の最終回の台本を見て「最終回に自分が出てこなくてさみしいので、『図書館に行ってくるよ』とか一言でいいからセリフが欲しい」と長澤監督に話したことがきっかけ。
岩井氏は「今まで何かが足りないと思っていたけど、その話をスタッフから聞いて、最後のピースがカチッとはまったような気がした」と、最終回に高野が意外な形で登場する奇想天外なクライマックスが思い浮かび、「それでようやく、この作品はこういう物語だったんだと分かった。そのアイデアをもとに最後の脚本を書き直して、喜びいさんで、現場に持って行ったんだけど、意外にみんな固まってしまって」と笑いながら振り返った。
長澤監督たちスタッフは、書き直された岩井氏の脚本を前に「脚本は面白いよね。でもどうする?」と悩んだ末、限られたスケジュールの中で“撮影量倍増”という選択肢を受け入れることに。元凶となった高野は「1カットだけでもと言ったのが、大どんでん返しとなり、撮影現場は大変でした。メイクさんや衣装さんも僕に冷たかった」とボヤき、会場の笑いを誘っていた。
5月14日発売のBlu-rayには「岩井俊二監修 最終話完全版 前編・後編」として、本来の最終回を収録。この日の上映会では、本来の形となる“全13話”がスクリーン上映された。
また、“謎の”転校生、山沢典夫を演じた本郷は、第1話〜第5話の上映後に登場し、「典夫の(この世界にやってきた)目的が見えてきたときからが、ドラマの見どころだと思う。Blu-rayでひとつの物語としてまとめて観るのはとてもいいと思います」とPRしていた。
岩井氏は、同作について「最初、企画だけをやっていたんですが、だんだんプロデュースもやるようになり、終わってみたら脚本も書いていました。これは長澤監督と二人三脚で作った作品です」と紹介。連ドラ脚本もSF作品も初挑戦だった岩井氏は、撮影が始まってから最終回の脚本をほぼ全面的に書き直す“暴挙”に出ていたことを告白し、長澤監督はじめ現場スタッフを凍りつかせたエピソードを明かした。
最終回が長くなったのは、主人公・岩田広一(中村蒼)の父親役で出演した高野が、当初の最終回の台本を見て「最終回に自分が出てこなくてさみしいので、『図書館に行ってくるよ』とか一言でいいからセリフが欲しい」と長澤監督に話したことがきっかけ。
岩井氏は「今まで何かが足りないと思っていたけど、その話をスタッフから聞いて、最後のピースがカチッとはまったような気がした」と、最終回に高野が意外な形で登場する奇想天外なクライマックスが思い浮かび、「それでようやく、この作品はこういう物語だったんだと分かった。そのアイデアをもとに最後の脚本を書き直して、喜びいさんで、現場に持って行ったんだけど、意外にみんな固まってしまって」と笑いながら振り返った。
長澤監督たちスタッフは、書き直された岩井氏の脚本を前に「脚本は面白いよね。でもどうする?」と悩んだ末、限られたスケジュールの中で“撮影量倍増”という選択肢を受け入れることに。元凶となった高野は「1カットだけでもと言ったのが、大どんでん返しとなり、撮影現場は大変でした。メイクさんや衣装さんも僕に冷たかった」とボヤき、会場の笑いを誘っていた。
5月14日発売のBlu-rayには「岩井俊二監修 最終話完全版 前編・後編」として、本来の最終回を収録。この日の上映会では、本来の形となる“全13話”がスクリーン上映された。
また、“謎の”転校生、山沢典夫を演じた本郷は、第1話〜第5話の上映後に登場し、「典夫の(この世界にやってきた)目的が見えてきたときからが、ドラマの見どころだと思う。Blu-rayでひとつの物語としてまとめて観るのはとてもいいと思います」とPRしていた。
2014/05/10