女優の柴咲コウが出演する映画『喰女-クイメ-』（8月23日公開・三池崇史監督）で自身が演じる『四谷怪談』でお馴染みの“お岩さん”のビジュアルが初公開された。普段はクールビューティーなイメージの強い柴咲だが、今回は衝撃の眉毛なしのグロテスクなメイクで、最恐の“お岩さん”姿に大変身。「こんなに大がかりな特殊メイクは初めてでしたが、刺激的でグロテスクなビジュアルが、とても気に入っています」と満足そうに話している。

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同作は歌舞伎俳優の市川海老蔵が三池監督とタッグを組んで企画から参加。ジャパニーズホラーの原点「四谷怪談」をモチーフに現代劇にアレンジしている。劇中の舞台『真四谷怪談』の主役・伊右衛門役に抜てきされた俳優・長谷川浩介を海老蔵が、浩介の恋人で、お岩役を演じるスター女優・後藤美雪役を柴咲が熱演する。恋人がいながら共演者に手を出す浩介だが、次第に芝居の世界が現実を侵食し、恐怖のどん底へと落ちていく。
　
　柴咲と初共演を果たす海老蔵も「“スーパーヒロイン”柴咲コウが演じる『お岩』、ぶっちゃけ怖いです」と思わず本音。柴咲は「現場では、やっぱり市川海老蔵さんの破天荒ぶりが一番怖かったですが、それに負けないお岩の怖さを通して、女性の憎しみや、悲しみ、孤独感が表現できれば嬉しいです」とアピールしている。