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杏、朝ドラ終了に「ものすごく悲しい」 ファンに直接感謝

 29日に全150回の放送を終えたNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』。最終回の放送当日は、物語の舞台となった大阪駅近くのグランフロント大阪で、「ごちそうさん」感謝祭が行われ、ヒロイン・め以子役で主演した女優・も参加した。全放送を終えた杏は、イベントに集まった約1000人を前に、「ひとまず、私のめ以子は、きょうで終わりなので、私はものすごく悲しいのですが、DVDを見たりしながらまた思い返したりして、みなさんと同じく思い出にひたれればと思います。本当にどうもありがとうございました」と感謝した。

連続テレビ小説『ごちそうさん』最終回(昼の再放送)を大阪市内で1000人のファンとパブリックビューイングで鑑賞したヒロイン・西門め以子役の杏(C)NHK

連続テレビ小説『ごちそうさん』最終回(昼の再放送)を大阪市内で1000人のファンとパブリックビューイングで鑑賞したヒロイン・西門め以子役の杏(C)NHK

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 大ヒットした前作『あまちゃん』の勢いを引き継ぎ、初回視聴率22.0%(関東)、18.2%(関西)、1週目から21.1%(関東)、19.02%(関西)の高視聴率でスタートを切ると、回を重ねるにつれ勢いを増していった。最終回の視聴率は、関東で21.3%、関西で22.3%。昨年9月30日から期間平均視聴率は関東22.4%、関西21.8%にも上った。関東では、2002年前期『さくら』の期間平均(23.3%)以来の22%超え。関西でも『さくら』以来の21%超えとなった。関東最高は、第15回(10月16日)の27.3%、関西最高は148回(3月27日)24.6%だった。視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、総合テレビ午前8時からの放送が対象。

 同作では、「食べることは生きること」をテーマに、杏が演じるヒロイン・め以子の半生を通して、明治・大正・昭和の激動の時代を生き抜く女性の強さ、たくましさが描かれた。夫・悠太郎(東出昌大)との夫婦愛や劇中の随所に登場する“ごちそうさん”な料理の数々も注目を集めた。

 杏は「ひとりひとりの家庭、友達、いろんな大切な人と一緒に食事を囲むということは素晴らしいことです。それぞれの『ごちそうさん』のドラマをこれからも紡いでいっていただけたらいいなと思います」と話していた。

◆最近の8作品の視聴率 (初回/最高/期間平均)
2013年後期『ごちそうさん』 (関東)22.0/27.3/22.4(関西)18.2/24.6/21.8
2013年前期『あまちゃん』  (関東)20.1/27.0/20.6(関西)14.6/22.1/16.9
2012年後期『純と愛』    (関東)19.8/20.2/17.1(関西)16.2/18.4/15.9
2012年前期『梅ちゃん先生』 (関東)18.5/24.9/20.7(関西)16.7/21.3/18.5
2011年後期『カーネーション』(関東)16.1/25.0/19.1(関西)16.2/22.7/19.6
2011年前期『おひさま』   (関東)18.4/22.6/18.8(関西)15.6/21.3/16.5
2010年後期『てっぱん』   (関東)18.2/23.6/17.2(関西)13.1/19.8/16.2
2010年前期『ゲゲゲの女房』 (関東)14.8/23.6/18.6(関西)10.1/20.0/15.9

※視聴率はビデオリサーチ調べ、単位は%

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