現在、高齢ドライバーに対しては、警視庁が免許更新時に検査や講習の受講を義務付けていたり、警察庁もWeb上で高齢者マークの認知に努めるなど、様々な取り組みが行われている。ところが、警察庁交通局の『2013年の交通事故の発生状況』によると、高齢者の死亡事故発生件数は12年ぶりに増加。高齢者が加害者となるケースも多く、高齢者の免許証自主返納サポートが導入されているが、その返納率は全国平均0.8%にとどまるなど、高齢ドライバーの事故防止には未だ直結していないようだ。 同資料によると、交通事故全体の死亡件数は減少傾向。2013年は4373件で、ピークとなった1970年(1万6765件)の4分の1にまで減っている。ところが、年齢層別に見ていくと、65歳以上の高齢者の死亡事故発生件数は12年ぶりに増加に転じ、延べ2303件に。世代別に比べてみると、どの年齢層よりも突出した件数で、その数字は全体の52.7%と、過半数を占める。
2014/03/31