女優の黒柳徹子が24日、都内のスタジオでテレビ朝日系長寿番組『徹子の部屋』の収録の合間に取材に応じた。1976年2月2日の放送開始から、39年目の春、4月1日から正午スタートの30分番組にリニューアルされる同番組。同日より裏のフジテレビでも『笑っていいとも!』に替わる新番組がスタートするが、「ライバルとか、視聴率とか、考えたことない。(視聴率が)悪くないから続くんだろうと思って」とまったく気にしていない様子だった。 放送時間が替わっても、「38年やってきた番組ですので、何も変わらないと思います」と黒柳。しかし、「初めてご覧になる方もいると思うので、なるたけ興味深いお話を続けていきたい」とやる気十分。「ご飯を食べている時ですから、静かに人の話を聞くというのも悪くないだろう。人生とか人間の話を聞いてくださることを希望します」とさりげなく視聴を勧める姿は、番組への自信に満ちあふれていた。