伊藤淳史演じる“人のいい心療内科医”田口公平と、仲村トオル演じる“厚生労働省の変人官僚”白鳥圭輔の凸凹コンビが活躍する医療ミステリー『チーム・バチスタ４　螺鈿迷宮』の最終回が今夜（後10：00〜11：09、15分拡大）、関西テレビ・フジテレビ系で放送される。

【写真】その他の写真を見る

　連続ドラマシリーズ4作目の今作は、終末期医療を主とした地方病院・碧翠院（へきすいいん）を舞台に、柳葉敏郎演じる院長・桜宮巌雄を中心とする桜宮一族の謎と終末期医療の抱える問題に迫るストーリー。11日放送の第10話で、巌雄の妻・華緒（相築あきこ）が衝撃の告白をし、長野の放射線科医・立花（宅間孝行）と碧翠院の放射線技師・戸山（渡部豪太）を殺害した犯人が明らかになった。

　残された謎は、碧翠院で行われている終末期医療の秘密。患者が皆、不自然なほど穏やかな最期を迎えることに違和感を覚えていた田口と白鳥は、「螺鈿の部屋」で行われている看取りの“からくり”を暴こうと、最後の謎解きに挑む。

　最終回に向けて、伊藤は「本当に衝撃のラストとなっています。碧翠院の桜宮一族がどうなるかというのはぜひ見ていただきたいです。何かを考えたくなうような最終回になっていますので、見ていただいた後に皆さんに何かを感じてもらえたらと思います」。

　仲村は「人の心を開かせる田口公平の心療内科医としての真骨頂的なシーンもあるし、白鳥の医学的トリックを暴く長いセリフもあります。最初から最後まで見どころ満載です」とコメントを寄せた。

　テレビシリーズの放送は、これがラスト。3月29日公開の映画『チーム・バチスタFINAL　ケルベロスの肖像』でシリーズ完結を迎える。