俳優の奥田瑛二が28日、東京・渋谷のNHKで大分発地域ドラマ『そんじょそこら商店街』(3月12日放送、後10:00〜10:59 BSプレミアム)の試写会に出席した。同ドラマは、大分県国東半島にある豊後高田市で商店街再生に取り組んだ人々の実話に基づいた物語。昨年11月、2週間に渡り現地オールロケで撮影された。大分入りした初日に見つけた居酒屋に連日通ったという奥田は「無口な役だったので、助かった」と楽しげにロケを振り返った。 大分県の魅力を全国に伝えるために制作された同ドラマ。奥田は「演出家やプロデューサーよりも地元の人と仲良くなるのが一番」と、チェックインしたホテルの部屋に入るよりも先に飲み屋を探しに出かけ、「味のあるおばちゃんと親父がやっている小さな居酒屋を見つけた。入ってすぐに『おかみさん、お金払わないから、よろしく』って言ったらびっくりしてたな」と、いたずらを楽しむ少年のような笑みを浮かべながら話を続けた。
2014/02/28