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クミコ、新曲は「終活」世代に響く“遺言歌” 「エンディングメッセージ」に注目

 2010年に反戦歌「INORI〜祈り〜」が話題を集め、その年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たした歌手・クミコ(59)。これまで、死生観と向き合った楽曲を数多く歌い上げ、宮城・石巻で東日本大震災に遭遇して以降は、被災地の子供たちの支援も行っている。そんな彼女が今月19日に新曲「指も髪も唇も」をリリースする。同曲は、ここ数年、関心が高まっている「終活」において注目を集めそうな“エンディングソング”となっている。

“エンディングソング”「指も髪も唇も」を19日にリリースするクミコ

“エンディングソング”「指も髪も唇も」を19日にリリースするクミコ

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 1982年に、東京・銀座にあったシャンソンの老舗ライブハウス『銀巴里』でプロ活動をスタートしたクミコ。デビュー30周年を迎えた2012年にORICON STYLEのインタビューに応じた際は「誰もが知っている大ヒット曲を出すこと」を目標に掲げ、今もなお追及し続けている。

 昨年3月には老舗レコード会社・日本コロムビアに移籍し、シャンソンに加えて歌謡曲へもアプローチ。ジャンルを問わず、さまざまな方面で活動の幅を広げている。

 移籍第2弾シングルとなる今回の新曲は、「私が『光』になる前に愛するあなたに遺したい」というメッセージが込められた1曲。ピアノのイントロから始まり、哀愁ただよう曲調に乗せて語りかけるようなクミコの歌声が印象的だ。「この命を燃やして生きる 最後のその時まで」「巡り逢えた奇跡を抱いて 私は光になる」など、愛する人への思いがつづられた情緒あふれるナンバーとなっている。

 昨今、遺書の書き方やお墓についてなど、人生の終わりをより良いものにするための準備(=終活)が注目を集めている。同ソングはまさに、テノール歌手・秋川雅史の代表曲「千の風になって」同様、“遺言歌”として「終活」を考える世代に問いかける。

 クミコは「どのような幸せな愛にも、終わりは必ずやってきます。だからこそ。今、目の前にある指や髪や唇が、愛おしい。愛する人に触れることだけが、確かなことに思える。生きている証に思える」と新曲を解説し「エンディングメッセージとしての歌ともとらえられますが、決してそれだけではなく、今を生きるための歌として唄いたいと思っています」とコメントしている。

 クミコの公式サイトでは現在、新曲のコラボ企画として「大切な人へのエンディングメッセージ」を募集中。3月17日には、寄せられたメッセージの中から優秀作品を選ぶ授賞式およびトーク&ミニライブが東京・赤坂のサントリーホール 小ホールで行われ、審査員として女優・萬田久子、天野伊佐子(故・天野祐吉さん夫人)、残間里江子も参加する。

 “遺言歌”を起点に広がりを見せそうな「エンディングメッセージ」。このムードが高まれば、クミコの4年ぶりの紅白の舞台も見えてくるのかもしれない。

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  • 新曲「指も髪も唇も」(19日発売)のジャケット写真

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