お笑いタレントのイモトアヤコ（28）が、脚本家・三谷幸喜氏（52）が手掛けるホームコメディー舞台『君となら』で、主演の竹内結子（33）の妹役として舞台デビューを果たす。イモトは「ずっとやりたいと思っていた舞台に、三谷さんの作品・演出で立てる。今から楽しみで仕方ありません！」と意気込んでいる。

　同作は、1995年初演のホームコメディーで、三谷氏の代表作の一つ。竹内演じる長女が、父親より年上の婚約者を連れてきたことから始まるドタバタ劇。再演は2度目となり、今作は初めて三谷氏自ら演出を手がける。

　珍獣ハンターをはじめ、登山など主にバラエティー番組で活躍してきたイモトは三谷氏から「今回はかなり高い山になると思いますよ」と言われたことを明かしつつ、「夜な夜な思い出し、不安にもなりますが、今はただ、全力で初舞台という高い山に挑みたいと思っています」と燃えている。

　演出の三谷氏は「イモトさんが今回初舞台と聞いて、驚かなかった人はいないはず。彼女には、すでにベテランの風格があります。抜群の存在感、誰からも愛されるキャラ。まさに新しい喜劇女優の誕生です」と太鼓判。イモトのトレードマークである「まゆ毛」については「どうするかは、検討中」とコメントしている。

　東京公演は、8月9日から9月15日まで、渋谷パルコ劇場にて上演予定。