KAT-TUNの上田竜也と演出家の蜷川幸雄氏が8日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで行われた舞台『冬眠する熊に添い寝してごらん』のフォトコール後会見を行った。2度目の舞台にして演出家・蜷川氏と初タッグとなる上田。蜷川氏は「意志が強そうだし、目つきが悪いし、きのう初めて通しけいこを見てものすごいよかった。『才能あるな』という感じ」と印象を語り「狂気がすごい」と絶賛した。

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　これに対して上田も「狂気を出せば出すほど楽しかった。ちょっとそういった部分も素の自分にもあるんでしょうね」と充実の表情。一方で蜷川氏は、冒頭の明るくテンションが高い上田の演技に「普段はあまりしゃべらない」と前置きすると、「普段のキャラと全く違うので苦労した」「普段明るくないんですよね…」と苦笑いを浮かべた。

　けいこでは蜷川組の常連である共演の勝村政信からいろいろとアドバイスを受けたという上田は「いなかったら危なかったです、お金を払おうと思うくらい」と感謝。すると勝村は「高いよ、時給800円くらい」とかぶせ笑いを誘った。そのほかには鈴木杏、井上芳雄も登壇した。9日より同所にて上演。