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2014年は「洋画」大作目白押し 目先2年は安泰か!?

 映画ファンであればご存知の人もいるだろうが、2015年の洋画は異例の大作ラッシュが控えている。ヒットを記録した『アベンジャーズ』『テッド』『マン・オブ・スティール』の続編をはじめ、『スター・ウォーズ』『ジュラシック・パーク』『ミッション:インポッシブル』『007』『ターミネーター』『マッドマックス』などの超人気シリーズの続編が大挙している。まだまだ先の話とはいえ、賑やかこの上ない。これだけの大玉がそろうと、2014年はさすがに地味になるでは…という不安を抱いてしまうが、心配無用。今年の洋画も負けず劣らず充実している。

2014年は『アメイジング・スパイダーマン2』など洋画大作が続々公開

2014年は『アメイジング・スパイダーマン2』など洋画大作が続々公開

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 シリーズものを挙げれば、おなじみのアメコミ・ヒーローの活躍を描いた新シリーズの続編『アメイジング・スパイダーマン2』(4月公開)。同じくアメコミ作品ではミュータント集団の抗争劇『X-MEN/フューチャー&パスト』(5月公開)や、『アベンジャーズ』へと続く『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2月公開)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(4月公開)が控える。また、古代ギリシャを舞台にした戦闘スペクタクル『300<スリー・ハンドレッド>』の姉妹編『300<スリー・ハンドレッド> 帝国の進撃』(初夏公開)では、壮絶な海戦が描かれる。

 さらに、マイケル・ベイ監督のメガヒット・シリーズ『トランスフォーマー/ロストエイジ』も夏に公開予定。リメイクも盛んで、一世を風靡した『ロボコップ』(3月公開)や和製怪獣映画の2度目のハリウッド・リメイク『GODZILLA/ゴジラ』(7月公開)は、いずれも世界注視の若手監督がメガホンをとることから、オリジナルとは一味違うフレッシュなテイストが加わるだろう。映像の凄みという点では、『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟が手かけるSF大作『ジュピター・アセンディング』(年内公開予定)や、旧約聖書のエピソードに基づくスペクタクル『ノア/約束の舟』(6月公開)も注目されている。

 現時点では未完成の作品がほとんどで、内容に関しては不明な部分も多い。とはいえ、ざっと俯瞰しても2014年の洋画が、豪華なラインアップであることは確か。2015年と合わせて、目先2年はかなり興行的にも期待していいだろう。

(文:映画ライター 相馬学)

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  • 2014年は『アメイジング・スパイダーマン2』など洋画大作が続々公開
  • 5月公開『X-MEN:フューチャー&パスト』
  • 7月公開『GODZILLA』

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