米大リーグ・ブルワーズからロイヤルズに移籍することが決まった青木宣親選手が6日、都内で行われたイベントに出席。きのう5日（日本時間6日未明）に発表されたロイヤルズへの交換トレードを受け、「前向きなトレードだと思います。世界一を目指して頑張りたいと思います」と心境を告白した。

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　自身初のトレードという青木選手は「自分は日本人ということもあり、トレードに関するアメリカの考えに慣れませんが…」と前置きした上で、「（自分には）プラスにとっていい前向きなトレードだと思います。ロイヤルズのGMと監督がかってくれていると聞きましたし、良かったと思います」と答えた。

　ロイヤルズの印象については「ここ数年低迷してましたが、今年戦力補強も積極的にしていますし、いい形になっていると思います。強いチームだと思います。ロイヤルズを世界一にできればと思います」と意気込んだ。また、ナ・リーグからア・リーグに代わることもあり、ダルビッシュ有選手（レンジャーズ）や上原浩治選手（レッドソックス）ら日本人投手との対決が増えることに「それも楽しみの一つですね」と笑顔を見せた。

　青木選手は2012年に東京ヤクルトからポスティングシステム（入札制度）を利用してブルワーズへ移籍。メジャー2年目となる今季はリードオフマンとして活躍した。

　この日、青木選手は、マリナーズの岩隈久志選手、ブルージェイズの川崎宗則選手と共にマニフレックス『MLB華の2年生組 お疲れ様パジャマパーティー〜僕らの夢は続いてゆく〜』プレスイベントに登場した。