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ユーザー発信「パロディ」で爆発的ヒット『進撃の巨人』

 コミックシリーズでは、『ONE PIECE』『君に届け』などのシリーズ20巻以上を超えるビッグタイトルが2013年年間コミックランキングの上位を占めるが、わずか全11巻で2000万部を突破し、上位に食い込んでいるのが『進撃の巨人』だ。

 人間を喰らう巨人との対決を描いたアクションで、今年は4月からアニメがスタート。萌え要素もなく、凄惨なシーンも多い作品だが、熱心なファンによりユニークなパロディ動画が制作・投稿され、アニメを入り口とした新規ファンを獲得。若い女性が“進撃の巨人ごっこ”なる写真遊びを繰り返すなど、ライト層も巻き込んでいった。その結果、アニメは放送ごとに話題を集め、BD1巻は初登場1位を記録した。

 とくに話題を集めたのが、OP映像のMAD動画だった。既存の音声や動画を個人が編集・合成したもので、YouTubeやニコニコ動画のユーザーが、OPをもじった映像やオリジナル歌詞をアップ。製作委員会側が、「本編をそのままアップするといった行為以外ならば削除しない」というスタンスをとったことで、高クオリティの動画が大量に配信。結果、OP曲が収録された「自由への進撃〜」は7月10日の発売時の初動が12.9万枚。年間シングルランキング暫定28位としている。

 この盛り上がりは海外にも広がっており、アニメは韓国でも放送。コミックは「ATTACK ON TITAN」というタイトルで、アメリカ、スペイン、フランスでも発売されている。14年の映画化も決定しており、ますますブレイクしそうな勢いだ。
(ORIGINAL CONFIDENCE 13年12月2日号掲載)



関連写真

  • ユーザーのパロディ動画が話題となったOP曲が収録されたシングル「自由への進撃(紅蓮の弓矢/自由の翼/もしこの壁の中が一軒の家だとしたら)」Linked Horizon
  • 『進撃の巨人』関連作の売上/累積売上は11/25付までの実績
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