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かもめんたるがブレイクしない理由は一発芸のなさ? 苦悩や葛藤明かす

 コント日本一を決める『キングオブコント2013』(以下KOC)で2988組の頂点に立ち、6代目王者の座を掴んだお笑いコンビ・かもめんたる。12月18日に同大会のDVD発売を控え、“KOC特需”による仕事増でうれしい悲鳴をあげているかと思いきや、二人そろって「ブレイクしていない」と暗い表情を浮かべた。“王者”ならではの苦悩や葛藤に迫った。

 かもめんたるは、早稲田大学のお笑いサークルの先輩でボケ担当の岩崎う大(35)と後輩でツッコミ担当の槙尾ユウスケ(32)が、2007年10月に結成。KOCは昨年決勝に初進出して3位という結果を残し、結成6年目の今年はついに初タイトルを掴んだ。

 「昨年は決勝に行くことが目標で、今年は優勝することが目標だった」と振り返る槙尾。ネタ作り担当の岩崎も「コントを作っているときに『これは決勝向け』とか考えてネタを作ってしまうところがあったけれど、今年はあえてとらわれ過ぎないようにしようとしていた」と、悲願だった優勝までの1年を振り返った。

 まだ賞金1000万円や優勝以降の給料が入ってきていないと明かし「バイトへは行かなくなったけれど、暮らしは変わってない」と声をそろえる二人。岩崎は疲れを見せながら「今までは店員さんの態度が悪かったときに文句を言えていたけれど、今は『もしかしたらこの人、俺のこと知っているかも』って考えると言えなくなった」と身近な変化を話す。

 また「今は調査的な意味もあってネットの意見も見ますが、そこには有意義な情報もあればネガティブなものもある。傷つくのを覚悟して見ていますが、誰が何を言っても関係ないって自分のなかで満足できる位置に早くいきたいです」と、知名度へのこだわりも芽生えてきた。

 KOCでは史上最高得点を叩き出したかもめんたる。しかし、歴代の優勝者たちと比べるとテレビで見かける回数は少ないように感じる。本人たちもその自覚があるようで、槙尾は「寝る暇もないって歴代王者の方に聞いていましたが、実際寝る暇がある」と苦笑。岩崎は「バイきんぐさんの『なんて日だ!』みたいなフレーズがないので、そりゃテレビとか使い所に困りますよね」と、“一発芸”という武器のなさを嘆く。

 打開策として岩崎は「自分たちでもブレイクしていないっていうのは薄々感づいていたので、そのことをいじられるようになったらいいかな」と、逆境を新たなチャンスとして目論むも「…それにすらならなかったら恐怖ですね」と及び腰だった。

 KOCは二連覇を狙うこともできるルール。ただ、来年は「出ない」と即答する。槙尾は「僕らはKOCで世に出るチャンスを頂いたので、それを次の芸人さんに回したい」といい、岩崎は「優勝の“次”にいかないと。“王者”という称号を笠にして、より自由なコントを作っていきたいし、ここからが本当のかもめんたるの新たな道。その先にはどんなコントが待っているか、僕も楽しみです」と自らを奮い立たせていた。



関連写真

  • 苦悩や葛藤を明かしたかもめんたる (C)ORICON NewS inc.
  • インタビューに応じたかもめんたる (C)ORICON NewS inc.
  • かもめんたるの(左から)槙尾ユウスケ、岩崎う大 (C)ORICON NewS inc.

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