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海老蔵、亡き父・團十郎さんとの最後の共演語る「偉大さを感じた」

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(35)が5日、都内で行われた主演映画『利休にたずねよ』(12月7日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。同作には昨年末亡くなった父・市川團十郎さんも出演しており、海老蔵は「父との最後の共演が映画という形だった。舞台上やテレビの共演はあっても、映画では人生で初で最後だった」と亡き父との思い出を振り返った。

父・團十郎さんとの思い出を明かした市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.

父・團十郎さんとの思い出を明かした市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.

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 團十郎さんは、海老蔵が演じた安土桃山時代の茶人・千利休の師匠・武野紹鴎役として出演。撮影時、すでに体調を崩していたという團十郎さんが南座公演から収録に駆けつけたことを回顧した海老蔵は「歌舞伎の世界は礼儀が厳しい。先輩には頭を下げて、『お願いします』。共演の時も『お願いします』と、地面に正座をしてする」としきたりを紹介し「(團十郎さんが)楽屋入りした時、冗談半分に私の顔をのぞいて『よろしくお願いします』と言ってくださった」と懐かしんだ。

 そんな團十郎さんの姿に海老蔵は「人間としておおらかで、父としての偉大さを感じた」と在りし日の父の姿に思いを馳せ、「資料も、本が重なるくらい、武野紹鴎を調べて挑んだ父でございます。お見逃しなくご堪能ください」と観客に呼びかけた。

 『おもてなし試写会』と題された同舞台あいさつに、海老蔵が和装で登場するや、場内からは「成田屋!」の掛け声も。また、モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞した際に授与されたトロフィーを、当日現地に行けなかった海老蔵に共演の中谷美紀が手渡し。海老蔵は「日本の美が海を越えて理解していただけたんだな」と感無量の様子だった。

 舞台あいさつにはその他、伊勢谷友介(37)、クララ(27)、川野直輝(31)、田中光敏監督(31)が出席。なお、大森南朋(41)は体調不良のため欠席した。

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  • 父・團十郎さんとの思い出を明かした市川海老蔵 (C)ORICON NewS inc.
  • 出演者一同(左から)田中光敏監督、川野直輝、中谷美紀、市川海老蔵、伊勢谷友介、クララ (C)ORICON NewS inc.

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