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『エヴァ』と共通点!? ハリウッドの新作映画LAでお披露目

 日本のアニメやゲームにも多大な影響を与えたといわれるジュブナイルSFを実写映画化した『エンダーのゲーム』(ギャヴィン・フッド監督)のワールドプレミアが、米ロサンゼルスのチャイニーズ・シアターで現地時間28日夕方より開催され、ハリソン・フォードエイサ・バターフィールドら出演者が一堂に会した。

エイサ・バターフィールド(左)とハリソン・フォード(右)、新旧ハリウッドスターの2ショットが実現=『エンダーのゲーム』LAプレミア

エイサ・バターフィールド(左)とハリソン・フォード(右)、新旧ハリウッドスターの2ショットが実現=『エンダーのゲーム』LAプレミア

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 第84回アカデミー賞で計5部門に輝いた秀作『ヒューゴの不思議な発明』(マーティン・スコセッシ監督、2011年)で一躍注目されたエイサと、先日行われたハリウッド・フィルム・アワードでハリウッド功労賞を受賞したハリソン、新旧スターのそろい踏みに、ファッションリーダーとしても話題の若手女優ヘイリー・スタインフェルドとアビゲイル・ブレスリンが加わり、会場は世界20ヶ国から押し寄せた報道陣と観客で大いに盛り上がった。

 同作は、宇宙戦争を“終わらせる使命”を背負って生まれた少年戦士エンダーの挫折と成長を描いたヒューマン・ドラマ。エイサは、日本向けの取材に「最も好きなアニメは『エヴァンゲリオン』。今回の作品で僕が演じた主人公エンダーは、『エヴァ』の主人公・碇シンジと共通点を感じている」と答え、「一般世界から離されて、未知なる敵と戦うところ。シンジはエヴァを操縦しなければならないけど、エンダーの場合はそれがシミュレーション・ルームに置き換えられる。2人とも新しい体験をしていく人物だ」と語った。

 彼の叔父が日本に住んでいることもあり、幼い頃から日本のアニメや漫画が大好きだったというエイサは「個人的にも日本にとても行きたいと思っているよ。来年、行けるといいな」とアピール。

 名優フォードとの共演については「すごく緊張しましたが、僕をリラックスさてくれました。ただ見ているだけでも勉強になることばかりです」と感謝の言葉を述べ、「この作品は大規模なアドベンチャードラマで、一人の少年の旅路を追う物語であると同時に、現在の社会とも深い関係性を持っています。きっとあなたに特別な思いを抱かせるはずです」と見どころを語った。

 ハリソンもこれからのハリウッドを担う存在であるエイサを「彼は卓越した少年。すばらしい能力に溢れた少年」と絶賛し、「原作は20年前にいろいろなことを予言したともいえる作品だ。インターネットや戦争を当時から予言していて、とても興味深い」と話していた。

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