人気脚本家の宮藤官九郎（43）が、21放送のフジテレビ系『SMAP×SMAP』（毎週月曜・後10：00〜）に出演。自身が脚本を手がけた朝ドラ『あまちゃん』の裏話や当時の心境について明かした。

　番組コーナー“ビストロSMAP”に出演した宮藤は、SMAPの中居正広からあまちゃんの話題をふられると「オファーを受けたのは想定外でしたよ」と苦笑いを浮かべて告白。「実際にやってみたら朝ドラって長丁場で、身体がもつかどうかわからないし、倒れちゃいけないから、ジョギングをはじめましたよ」と明かしていた。

　全156話あることを番組の途中でスタッフに言われて知ったという宮藤。「昨年の4月から（脚本を）最初の16話分書いて、その間には草なぎ（剛）さんと映画（『中学生円山』）やって、その時だけは、朝ドラのことをいったん忘れて、何とかこなしてました」と多忙だった当時の心境を吐露。

　それでも、途中から打ち合わせが混乱していたといい、下ネタが書かれた脚本を朝ドラに持っていき、NHKの人から「分かってますか？　これ朝ドラの打ち合わせですよ」と注意を受けたと暴露し、スタジオを笑いに包んでいた。

　最後は、朝ドラの仕事をやったことで「思いのほか、うちの母がよろこんでいました」と笑顔を見せ、「親戚とか親とか、やっぱなんか今までよりも、通りがいいですよね〜」と満足げに語っていた。