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滝川クリステル「お・も・て・な・し」誕生秘話語る

 2020年の東京五輪招致の最終プレゼンテーションで「おもてなし」をアピールし、話題を集めたフリーアナウンサーの滝川クリステル(36)。このほど、BSスカパー!で放送される特別番組『3連休はドキュメンタリー オープニングSP』(11月2日放送、後2:00)の司会を務めることになり、ドキュメンタリー好きという彼女が見どころを語ってくれた。また、感動を生んだ招致活動でのエピソードや流行語になったあの言葉に込めた想いについても聞いた。

滝川クリステル (C)ORICON NewS inc.

滝川クリステル (C)ORICON NewS inc.

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 同特番では、11月2〜4日に同チャンネルで放送されるドキュメンタリー番組のダイジェストを交え、さまざまな分野の専門家たちを招いてトークを展開。それぞれの分野における「現状」や「技術発展」、「これからの未来」などをテーマに掘り下げていく。

 茂木健一郎氏と共にMCを担当する滝川は「貴重な情報が得られそう。VTRを観て、私自身掘り下げて伝えたいですし、専門家に対しても、そこで何が見えているのか、何を感じているのか、うかがっていきたいですね」と胸を高鳴らせる。

 動物や自然に関するドキュメンタリー番組を好んでよく観るといい「数ヶ月間密着とかする中で見えてくるもの、その時にしか見えないものを見せてもらうことって、刺激的ですよね。あと、裏話も聞くと面白い」と、その魅力を語る姿勢は自然と前かがみ。「歴史」や「宇宙」、「深海」にまつわるドキュメンタリーも紹介するとあって「新鮮ですね!」と興味は尽きないようだ。

 そんな滝川自身も先日まで、日本国民が固唾を呑んで見守った東京五輪決定までを“密着”していた一人。招致活動の最前線に立ち「おもてなし」の流行語を生んだ姿は、全世界の注目の的となった。

 改めて招致活動を振り返ってもらうと滝川は「ドラマがありましたよね」と感慨深げ。東京以外の2都市による異例の再投票が行われるなど、ヒヤリとした場面もあり「予想だにしないハプニングもありましたね。負けたという感覚も味わった」と、今では笑い話として思い返す。

 さらに「最後の発表のとき、“T”という文字が一瞬見えました。近くにいたので、他の人よりも早めに見えたんです」と、「TOKYO」という言葉を聞く前に体が若干“フライング”していたことも照れながら報告。「まさか自分が飛び跳ねると思わなかったし、ガッツポーズして泣くとも思ってなかった。なにも考えていない状態で感情が爆発しましたね」と、当事者でしか味わえない経験を伝えた。

 「おもてなし」誕生秘話も探ってみると「この言葉はぜひ盛り込みたいという提案をさせてもらいました」。滝川自身、海外に行き来する機会が多く「日本のおもてなしをより感じていた」といい「外国の方やIOCに向けて、こういうことがありますと説明する絶好のチャンスだと思ったんです」と、5文字にかけた想いを語った。

 「おもてなし」の反響は、各方面から受けているといい「80代くらいの方から達筆なお手紙をいただき、『泣いてしまいました』という内容をいただきました。あと、子供が真似していると聞いて、子供から年配の方までに伝わる機会ができてうれしいです。私が参加したことがこうやって広まると思っていなかったので、二重の喜びですね」と微笑んだ。

 2020年まであと7年。滝川は「これからがスタートですよね。ただただ経済発展だけでなく、人とのつながりも出てくると思うし、日本が一つになるとき。本当の意味で成熟した日本という形を夢見ています。そして五輪招致がきっかけで被災地の復興も進めば」とさらなる発展を願っていた。

 BSスカパー!では、11月2・3・4日の3日間、「★リアルがいちばん面白い!3連休はドキュメンタリー35時間無料放送!」と題し、各ドキュメンタリー番組を無料放送する。

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