テレビ東京系歴史バラエティー『137億年の物語』の放送曜日が日曜から土曜に移り、時間も30分早まり、5日から毎週土曜午後6時スタートで放送される。「137億年前、宇宙が始まってから今日までの全歴史」という壮大なテーマをひもとく同名ベストセラー本（著：クリストファー・ロイド）を、ジャーナリストの池上彰氏の監修でわかりやすく、ドラマ仕立てで映像化。ちょっと変わり者の寺脇博士役で俳優の寺脇康文、助手役で相内優香アナウンサーが出演している。

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　このほど、原作者のロイド氏が来日し、撮影現場を見学。「私の本が日本で親子の楽しめる番組になったことは、とても光栄で名誉なことです。この番組はとても丁寧に作られています。若い出演者と世界各地のロケ地の映像の調和は、物語を伝えるにあたって、とてもパワフルであり面白いです」とお墨付きも得た。

　今月5日の放送は「オリーブ、古代ギリシャで民主主義を実らす」と題し、世界最古のオリーブの実を探しにギリシャへ。保存性が高く、貿易でギリシャに富をもたらしたオリーブが都市国家アテネ建設に役立ったという歴史を検証する。

　12日の「世界最初の英雄がギリシャで誕生」では、アレクサンドロス大王がなぜ英雄に上りつめたのか？　「ガブガメラの戦い」での戦術に隠されていた大王勝利の方程式に迫る。19日の「古代オリンピック、ギリシャで開催」では、オリンピック発祥の地・オリンピアを取材。26日の「恐ろしき古代スパルタ教育」では、強国アテネを打ち破ったスパルタの勇敢な戦士を育てるための訓練を紹介する。

　11月には特別版として、日本編を放送する予定。飛鳥時代の聖徳太子や平城京にまつわる内容を取り上げる。