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財前直見、NHK“朝ドラ”とフジ“金8”で飲食店の女将で母親役「たまたまかぶった」

 女優の財前直見と俳優の沢村一樹が初の夫婦役を演じるフジテレビ系ドラマ『家族の裏事情』(毎週金曜 後7:57)が今夜(25日)スタートする。小さなウソ、偽りから始まる家族の崩壊と再生をコメディータッチで描くホームドラマ。財前は、家族崩壊の渦に突如巻き込まれる姉御肌の定食屋の女将・石和縁(ゆかり)を演じる。

フジテレビが金曜よる8時にドラマ枠を新設。第1弾『家族の裏事情』に主演する財前直見

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 「縁は、喜怒哀楽がはっきりしていて、昔気質の頑固親父の女版という印象」と財前。自他共に認める男前な性格の彼女にははまり役といえる。「どこにでもいる主婦が、子どもや夫、周りにいる人々と家族の在り方を模索し、葛藤する姿をホームコメディーとして演じさせていただけるのは、とても光栄」とやる気満々だ。

 財前といえば、9月30日にスタートしたNHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』(月〜土 前8:00 総合ほか)に、演じるヒロインの母親役で出演中。「NHKが洋食屋、フジテレビが定食屋の女将役でたまたまかぶっているんです」と愛嬌たっぷりに語る。

 「時代ものと現代ものという違いもありますし、『ごちそうさん』では娘を嫁に出して、『家族の裏事情』では急に嫁がやって来るという大きな違いがあります。自分も息子がいるので、今はまだ小学生ですが、急に嫁を連れて来られたら動揺するだろうなぁと、縁と自分と重ねて考えてしまうリアルさが違いますね」。

 両作品を通じて、財前が改めて思い知ったのは「食べるってすごく大事なことなんだな。食べなきゃ死んじゃうということもありますが、家族で食卓を囲むこと、一緒にごはんを食べることが、人として一番のコミュニケーションの場になるということをすごく感じますね。“朝ドラ”同様に、『〜裏事情』も三世代みんなで楽しんでいただけるようなドラマにしたいと思います」。

◆沢村一樹は外科医から職人気質の料理人へ

 沢村が演じる「定食いさわ屋」の店主で縁の夫・石和泰彦は、定食屋の一人息子ながら、先代の父に「お前なんかに店は任せられない」と言われ続けたため、有名ホテルのレストランに就職し、料理人としての腕を磨いた。職人気質の料理バカで、新しいレシピのことを四六時中考えているような男だ。

 財前と沢村は、ドラマ共演自体は4度目。同じ所属事務所ということもあり、気心の知れた間柄だけに、財前は「このドラマで一番リアルじゃないところは沢村さんが料理をするところ」とツッコミを入れる。対して沢村も「僕、全然、料理、できないんですよ」と苦笑い。「ついこの間まで外科医役(テレビ朝日『Doctors2最強の名医』)をやっていたんですが、外科医にも、料理人にもその道を極めるという点でどこか通じるところがあると感じています。普段、直見さんの尻に敷かれている状態をそのまま画面に出しながら、職人気質を表現できたら」と話している。

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