俳優のベンガルが24日、都内で行われた映画『飛べ！ダコタ』（10月5日公開）完成披露試写会に共演者とともに出席。報道陣の取材に応じたベンガルは、一部週刊誌で報じられた女優・朝加真由美との不倫同居についてリポーターから質問を受けると「あ、いえ、違いますよ。仲のいい友だちの一人です」ときっぱり否定した。

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　さらにベンガルは「（報道されて）困っているんです」と戸惑いの表情をみせ「絶対なにか聞かれると思いました」と警戒していた。朝加はすでに俳優・篠塚勝と離婚しているがベンガルは36年前に結婚している。

　同作は、67年前の実話を元に制作。終戦から5ヶ月後の新潟県佐渡島の小さな村を舞台に、英国軍要人機ダコタが不時着したことから、村民とイギリス兵との間に芽生えた国境を超えた絆と友情を描く。警防団長役のベンガルは、主人公の父親で村長役を演じた俳優・柄本明に対し「40年以上やっていますから、お互いうんざりというか…」とくされ縁ゆえの“不満”を口にし、柄本も「まぁ、仕事ですよ」と苦笑交じりに応じて笑いを誘った。

　一度制作が頓挫し、公開までに足掛け3年かかった同作において初主演を務めた女優・比嘉愛未は「私の人生のなかで初めての主演がこの作品で、幸せな気持ちでいっぱい」と感無量の様子。真冬に敢行された極寒の佐渡島ロケを振り返ったベンガルから「愛未ちゃんは我慢強くて文句も言わないでニコニコしていた。僕らなんかは早く『熱燗飲みたい』とか言っていたのに」と絶賛されていた。

　舞台あいさつには他に、窪田正孝、石井里佳も登壇した。