今夜（16日）最終回を迎えるフジテレビ系“月9”ドラマ『SUMMER NUDE』（毎週月曜　後9：00）に登場し、強烈な印象を残した巨大看板が、ロケ地が行われた南房総市内に展示されることが決定した。

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　ドラマの1話から6話までは長澤まさみ演じる一倉香澄が、7話からは山本美月演じる堀切あおいがほほえんでいた「みさき潮風ビール」のあの看板。山本も「看板を大切に保管してくださると聞いています。観光に役立てていただけたらうれしいです」と喜んだ。

　撮影は、南房総市白浜町にある磯笛公園内で行われ、5月下旬から高さ約6ｍ、長さ約7ｍ20ｃｍほどの骨組みのみが設置され、撮影時にのみ看板が掲げられていた。ドラマ内では、山下智久演じる三厨朝日が看板の前を通る度に香澄の写真に向かって一礼するというシーンが印象的だったが、それを真似て“骨組み”に一礼する人が続出し、新名所にもなり始めていた中、市民の間でこのまま残してほしいという要望が上がったという。

　その結果、ロケ地となっていた磯笛公園は風が強いため、「道の駅　ちくら　潮風王国」に18日より年内いっぱい移設展示されることが決定。磯笛公園の看板跡地には、南房総市観光協会の協力を経てドラマのロケマップが設置され、その中には「道の駅ちくら潮風王国」の案内も掲載される。南房総市役所商工観光部も「新たな観光スポットになるのでは」と期待を寄せている。