NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』内で、ご当地アイドルグループGMT48のリーダー・入間しおりを演じる女優・松岡茉優が6日、埼玉県庁で同県の魅力発信に貢献したとして上田清司知事から感謝状を贈呈された。

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　松岡は、劇中同様にネギをモチーフにした衣装で登場。埼玉出身の役柄とあり「海はないけど夢はある、埼玉在住アイドル、GMTの元気印、入間しおりです！　今日も東武東上線に乗って元気い〜っぱい」と成り切ってあいさつ。知事らから歓迎を受け「あまちゃん旋風を肌で感じました！」と喜んだ。自身は東京都出身だが「天気予報を見るとき、東京より先に埼玉を見る」と同県への“愛”を語り、「私には田舎がないので埼玉をホームだと思います！」と満面の笑みをみせた。

　松岡は同役を演じるにあたり「ウィキペディアで『埼玉』を舐め回すように見た」といい、「埼玉出身の方に『埼玉感が溢れている』っていわれた」と満足げ。知事から、深谷ねぎ一箱と狭山茶など名産物をプレゼントされると「鍋が大好きなので、ねぎ鍋します」と声を弾ませた。上田知事は「すごい女優になるのでは？　オーラがあります」と絶賛していた。

　GMTは、ほかにも沖縄や宮城など各県出身のアイドルを擁することから、松岡は「『うちはどうする？』って他の知事の方がざわざわしちゃうかも」と冗談めかし、「メンバーにはまだ言っていないので、写真付きのメールを送る」と自慢げ。

　ドラマの役で県から感謝状をもらうことには「『じぇじぇじぇ』は岩手なので、『ねぎねぎねぎ』って思いました」と笑わせた。物語もいよいよ佳境を迎えるが「『あまちゃん』は最後まで裏切らない。温かい目で最終週までみて」とアピールしていた。