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『そして父になる』是枝監督、カンヌを振り返る「作ってよかった」

 第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した映画『そして父になる』(9月28日公開)の是枝裕和監督と、同作で初めて撮影監督を務めた瀧本幹也氏が3日、都内でトークショーを開催した。

トークショーを開催した映画『そして父になる』の是枝裕和監督(左)と撮影監督を務めた瀧本幹也氏 (C)ORICON NewS inc.

トークショーを開催した映画『そして父になる』の是枝裕和監督(左)と撮影監督を務めた瀧本幹也氏 (C)ORICON NewS inc.

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 今年5月26日(日本時間27日未明)にフランスで行われた授賞式には、主演の福山雅治をはじめ、そのほかキャスト陣も参加。現地18日に行われた正式上映には、是枝監督が「時間を共有したいと思って、公式上映を一緒に観てもらった」と瀧本氏の現地入りを明かし、瀧本氏は「日本の映画館とちょっと違いますよね。男性はタキシードで、女性はドレスで着飾っていて、すごかった」と振り返った。

 上映終了後にはスタンディングオベーションが起こり、拍手がなかなか鳴り止まない高評価を受けた同作。是枝監督は「身が引き締まる、作ってよかったという思い」と感慨深く語った。

 さらに「(受賞が決定し)泣いたのは、瀧本さんが先。これ言うと怒られるけど」と暴露し、普段クールな瀧本氏が「現場で笑うようになって、カンヌで泣いてグッと来た」と笑いながら舞台裏を話していた。

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  • トークショーを開催した映画『そして父になる』の是枝裕和監督(左)と撮影監督を務めた瀧本幹也氏 (C)ORICON NewS inc.
  • トークショーの模様 (C)ORICON NewS inc.

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