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ポン・ジュノ監督最新作、近未来SF『スノーピアサー』日本公開決定

 韓国の若き鬼才ポン・ジュノ監督が、グローバルプロジェクトとして手がけた韓国、アメリカ、フランス合作映画『スノーピアサー』が2014年2月に日本公開されることが決定した。

2014年2月に公開される『スノーピアサー』(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO.  ALL RIGHTS RESERVED

2014年2月に公開される『スノーピアサー』(C)2013 SNOWPIERCER LTD.CO. ALL RIGHTS RESERVED

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 同作は、『殺人の追憶』(2003年)『グエムル-漢江の怪物-』(2006年)『母なる証明』(2009年)と衝撃作を世に放ち、観る者を圧倒してきたポン・ジュノ監督の最新作であり、初めてインターナショナル・キャストを迎え、英語作品として世界に発信する近未来SFエンターテインメント超大作。製作費は約35億円、プロデューサーにはハリウッド作品(『イノセント・ガーデン』)を手がけたばかりの韓国人監督パク・チャヌクも名を連ねる。

 原作はフランスのコミック『LE TRANSPERCENEIGE』。舞台は、化学薬品によって地球温暖化を防ごうとした結果、新たな氷河期に突入して17年が経つ、すべてが雪で覆われた2031年の地球。生き残った人間はすべて一台の列車に乗って生活している、現代版“ノアの方舟”のような設定。映画は、先頭車両に乗って人々を支配する上流階級と、奴隷のような扱いを受ける後方車両の乗客たちの壮絶な戦いを描く。

 革命に燃える若きリーダーとなる主人公カーティスを演じるのは、『アベンジャーズ』(2012年)の大ヒットも記憶に新しいクリス・エヴァンス。共演には、アカデミー賞女優ティルダ・スウィントン、オクタヴィア・スペンサーをはじめ、ジョン・ハート、エド・ハリスら実力派俳優が勢揃い。また、ポン・ジュノ作品の常連であり、アジア映画界きっての名優ソン・ガンホが物語の鍵を握る謎の男を演じている。

 世界に先駆け、『雪国列車』のタイトルで公開された韓国では異例の大ヒットを記録し、2013年10月のフランス公開を皮切りに全米ほか世界中での公開が決定している。

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