ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

キスマイ玉森主演『ぴんとこな』、ピンとこなかった人に3つの“キュン”

 Kis-My-Ft2玉森裕太主演で18日にスタートしたTBS系ドラマ『ぴんとこな』(毎週木曜 後9:00)。タイトルはあまり聞きなれない言葉だが、歌舞伎用語で「男らしさと憎みきれない色気を併せ持つ二枚目の役柄」を意味している。その名の通り、歌舞伎界を舞台にしたドラマだ。

 原作は、嶋木あこ氏の同名漫画(小学館『Cheese!』連載中)で、コミックス10巻が26日に発売予定。400年続く日本の伝統芸能でもある歌舞伎の裏側で繰り広げられる青春恋愛物語だ。家柄が重んじられる歌舞伎界で、名門の家に御曹司として生まれたがゆえの“宿命”を背負った恭之助と、歌舞伎と無縁の家の生まれた“宿命”にあらがいながらも一途に歌舞伎界の高みを目指す一弥(中山優馬)が、歌舞伎の技だけでなく、一人の女性を巡って恋の火花を散らす。

 第1の“胸キュン”ポイントは、玉森演じる主人公・恭之助が見せるギャップ。容姿よし家柄よし、集客力も人気も当代抜群の歌舞伎役者だが、唯一の難点は「やる気がないこと」。そんな恭之助が、純粋に歌舞伎を愛する千葉あやめ(川島海荷)と出会い、徐々に歌舞伎に対して前向きになっていく。ダメダメ御曹司ぶりと、真剣にけいこする姿のギャップに注目。人前では「俺の誘いを断る女がいるわけない」と強気な俺様タイプだが、実は恋愛には奥手で一人の時は意外と小心者なところも“胸キュン”ポイントだ。

 第2のポイントは、どこか報われない一弥に“胸キュン”。小学校の頃に出会った千葉あやめに勧められ、初めて歌舞伎に触れる一弥。あやめにも恋心を抱くも、あやめの父親が失踪したため離れ離ればなれに。それでも変わることなくあやめを一途に想い続け、あやめのために一番の歌舞伎役者になろうと死に物狂いでけいこに励んできた。それなのに、門閥外ゆえになかなか出世の糸口をつかめない。その上、師匠の娘・優奈(吉倉あおい)のアタックを、後ろ盾がほしい一弥は拒めず、大きな葛藤に悩むことになる。

 第3のポイントは、単純にイケメンの登場に“胸キュン”だ。玉森、中山のほかにも、ジャニーズJr.の松村北斗ジェシーが出演。松村が演じる梢平は、一弥と同じ轟屋の弟子で、役を手に入れるためには手段を選ばない意地悪で嫉妬心が強い一面もある難しい役どころ。ジェシーが演じる春彦は、恭之助の同級生で親友。歌舞伎に夢中になっていく恭之助の影響で、春彦も歌舞伎に興味を持ち始める。第1話では、歌舞伎界期待の若手・中村隼人が花屋の店員役でゲスト出演。第4話にも歌舞伎俳優の尾上松也がバーデンダー役で出演する予定。本家の歌舞伎役者たちが普段とは違う役を演じる姿も見どころだ。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索