来年ブラジルで開催されるサッカー・ワールドカップに出場を決めた日本代表のキャプテン・長谷部誠（29）、GK川島永嗣（30）、DF内田篤人（25）が、NHK・Eテレの音楽トーク番組『ミュージック・ポートレイト 特別編「サッカー日本代表スペシャル」』（8月22日放送、後11：25〜深0：24）に出演することが3日、わかった。

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　通常は2人のクリエーターが「人生で大切な10曲」を持ち寄り、時代を彩った音楽がどのように彼らの人生に結びついていたのかを探る番組の“特別編”。

　長谷部はドイツ・ブンデスリーガ、ヴォルフスブルク、川島はベルギー・シュピラーリーグ、スタンダール・リエージュ、内田はドイツ・ブンデスリーガ、シャルケ04にそれぞれ所属。海外クラブで活躍し、代表チームの中でも仲の良い3人が、彼らに勇気を与えた「大好きな歌」を通して、サッカーから結婚観まで人生を語り合う。

　試合前のバスの車内で、ピッチのベンチで、大事な勝負に挑むとき「音楽」は彼らの精神を鼓舞する重要なツール。そして勝負の時以外も、人生のさまざまな局面で、彼らを支えてきたのも「音楽」だった。「ドイツのチームで独り闘うとき、寄り添うものは、音楽しかなかった…。音楽と会話していた…」と長谷部。

　さらに、「青春時代の恋」「結婚観」といった独身3人組らしい話題で広がりあるトークを展開。「この歌を聞いた時、自分の奥さんにこうやって愛を伝えたいと思った。聴きながら自分の結婚を思い描いていた…」と川島が打ち明ける“歌”とは。

　6月に行われたコンフェデレーションズカップ・イタリア戦でオウンゴールを献上した内田は「自分が失敗したときに、そこですっと手を持ってくれる…。そばにいてくれたことは忘れない…」と3人の“絆”を伺わせる感動エピソードを披露。Ｗ杯予選やコンフェデ杯の裏話もぶっちゃける。

　「音楽トーク」の枠を超えて、「一流選手」ならではの人生論、勝負論にも話題は広がる。海外で活躍する彼らが語る「日本人論」には、深い実感が込められ、平易な言葉で語られる「人生の深い洞察」は多くの人の心にも響くに違いない。