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人気脚本家・木皿泉がラジオドラマで描く“死”のカタチ

 NHK-FMで人気のラジオドラマシリーズ『FMシアター』(毎週土曜 後10:00)であす29日、夫婦共同ペンネームで活躍する脚本家・木皿泉作『呼吸する家』が放送される。末期ガンで余命宣告を受けた中年男性が、ホスピスでのさまざまな人々との出会いを通じて、自分の死と向き合っていく人生最期の奇跡の物語。声の出演者には、温水洋一、白石加代子、ケーシー高峰、清水智子らが名を連ねている。

木皿泉は脚本家夫婦の共同ペンネームです

木皿泉は脚本家夫婦の共同ペンネームです

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 木皿は、テレビドラマ『すいか』(2003年、日本テレビ)で向田邦子賞、ギャラクシー賞優秀賞、『Q10』(2010年、日本テレビ)、『しあわせのカタチ〜脚本家・木皿泉 創作の“世界”』(2011年、NHK)でもギャラクシー賞優秀賞を受賞する実力と、熱狂的なファンを持つ脚本家。

 4月に発表した初の小説『昨夜のカレー、明日のパン』や、初めてアニメの脚本を手がけた『ハル』(公開中)では、大切な人の死を、ゆっくりと受け入れながら、残された人が日常をどう生きていくのかを描いてきた。今回のラジオドラマでは、死にゆく人が主人公。NHK宮崎放送局の依頼で、宮崎市に実在するホームホスピス(民家を活用して終末期のお年寄りが少人数で共同生活を送っている)を紹介したドキュメンタリー番組をモチーフとしている。

 木皿は「話を持ってこられた演出家は、熱意と正義感あふれる社会派の青年で、多死社会を見据えたホームホスピスの話をということでした。なのに我々が書いたのは、軽くてゆる〜いお茶の間ドラマ。でも演出家は大満足してくれました。全く違うと思われる人とも、一緒にものを作れば理解し合えるわけで、つくづく作品というのは偉大だなぁと思いました」とコメント。これまでの木皿ワールドと言われる作家性と、現代社会に対する批評性が融合された新境地を拓く。
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  • 木皿泉は脚本家夫婦の共同ペンネームです
  • 6月29日放送、NHK‐FMのラジオドラマ『呼吸する家』の声の出演者(C)NHK

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