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爆笑問題・太田、手塚治虫役に満足げ NHKの“丸投げ”も余裕

 お笑いコンビ・爆笑問題、タレントの吉木りさが25日、東京・渋谷のNHK放送センターでBSプレミアムの『手塚×石ノ森 ニッポンマンガ創世記』(全3回)の収録後に取材に応じた。

BSプレミアム『手塚×石ノ森 ニッポンマンガ創世記』取材会に出席した(左から)爆笑問題の田中裕二・太田光、吉木りさ (C)ORICON NewS inc.

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 日本の漫画界の巨匠・手塚治虫と石ノ森章太郎をドキュメンタリードラマやゲストトークなどで特集する同番組。7月6日(後10:00)放送の第一夜、ドキュメンタリードラマ手塚治虫編『神様 最後の一日』で、手塚治虫を演じる太田光は「難しかったのは、手塚さんになりきって、今、手塚さんがいたら何というか言って下さいと言われて。何ていうのこういうの? そう、丸投げ状態」と皮肉を込めながらも「手塚さんなら何を言うかなぁって、考えながらやりました」と満足げに語った。

 死の間際まで作品を描こうとしていた手塚さんの生き様に触れ、太田は「僕らは漫才作っている時に煮詰まって、何にも出てこないということがしょっちゅうですが、手塚さんはそういうことが一切なかった。アイデアはいくらでも出てくるのに体が追いつかない。天才とはそういうものなのかなと思って、それはそれで苦しいんだなと思いました」。

 太田はお気に入りの手塚作品に『上を下へのジレッタ』を紹介。2008年に復刻された『完全版』(実業之日本社)では太田が解説を寄稿しており、「あまり知られていない作品でも、こんなに面白いのかと思った。掘れば掘るほど出てくる宝の山」とリスペクトしていた。

 相方の田中裕二は7月13日(後10:00)放送の第二夜、ドキュメンタリードラマ石ノ森章太郎編『神様への鎮魂歌』で石ノ森章太郎に扮する。「石ノ森さんは人格者というか、いろいろあったと思うけど、すごく優しくて後輩にも思いやりがあって、器の大きな人だったんだなと思いました。そういう人を演じるのはなかなか難しかったけれど、僕なりに頑張りました」と話していた。

 手塚作品では『鉄腕アトム』、石ノ森作品では『サイボーグ009』がお気に入りという吉木は7月15日放送(後9:00)の第三夜に出演。漫画家の浦沢直樹氏、音楽プロデューサーの秋元康氏らとともに、手塚と石ノ森、二人の天才が切り開いたストーリーマンガの魅力や、パイオニア・クリエイターとなり得た秘密に迫る。「漫画が好きだったんですが、すごく勉強になりました。ますます好きになりました」と番組をPRしていた。

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