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ファンモン、史上“最幸”ライブで解散 東京ドームで10年の活動に幕

 人気ユニット・FUNKY MONKEY BABYSが2日、東京ドームで解散ライブを行い、10年の活動に幕を下ろした。ファンキー加藤は大歓声に言葉を詰まらせながらも「ファンモン史上“最幸”のライブでした」と絶叫。最後は3人それぞれガッチリ握手を交わし、手をつないで「10年間ありがとうございました」と叫ぶと、会場は5万人の万雷の拍手とすすり泣きに包まれた。

2日間のべ10万人に「ありがとう」を伝え、解散したFUNKY MONKEY BABYS

2日間のべ10万人に「ありがとう」を伝え、解散したFUNKY MONKEY BABYS

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 昨年11月末に解散を発表してから半年。ファンモンが念願だった東京ドームのステージに立ち、前日の公演とあわせてのべ10万人に「ありがとう」を伝えた。

 ファンモンは2011年7月に念願の東京ドーム公演を行う予定だったが、同年3月の東日本大震災による影響を考慮し断念した経緯がある。昨年11月に解散が発表されると、所属事務所には「東京ドーム公演が観たかった」と惜しむ声が殺到。ファンに後押しされる形で実現した2日間公演のチケット先行予約には、彼らの地元、東京・八王子市の人口56.3万人(3月現在)を超す60万件以上もの応募が寄せられた。

 メンバー3人は汗びっしょりになりながら、代表曲「Lovin' Life」「あとひとつ」「ヒーロー」など全25曲を熱演。本編の終盤にはファンキー加藤が1曲歌うごとに酸素を吸入し、ステージに倒れこむほどの「全身全霊」のパフォーマンスで恩返し。「BABYS」と呼ばれるファンは一緒に踊り、飛び跳ね、笑いながら彼らの雄姿を目に焼き付けた。

 前日の最後のあいさつで鼻血を出し、照れ笑いしたモン吉は「ファンモンは解散しちゃうけど、住職(DJケミカル)が一線を越えて“ああ、ファンモンとかいいかも”って言って戻ってくるかも。あの人の気持ちしだい」と笑わせながらも「ターンテーブルを使ったミュージシャンが東京ドームでライブするのは初めてだそうです」と感謝。実家の寺の住職になる準備に入るため、これが引退ライブとなるDJケミカルは「今日のことは一生忘れません。また新しい形で会いましょう」と声を張り上げた。

 ぎっしりと埋め尽くされた客席を見渡したファンキー加藤は目をうるませながら「BABYSと共に歩んできた日々は幸せだらけ。幸せだけしかありませんでした。3人だけでは苦しくて、つらくてきっとあきらめていたと思う」と感謝しきり。「つらいこと、苦しいことがあったら僕らの歌を聴いてください。そうすれば僕たちは永久に不滅です。どういう形かわからないですけど、いつか再会しましょう」と前向きに呼びかけた。

 ファンキー加藤の「WE ARE」のかけ声に、5万人が「FUNKY MONKEY BABYS!」と応え、10年の活動に終止符。3人が肩を組んでステージを去ったあとも、ファンは号泣しながら「ありがとう」を大合唱し、客席は「ありがとう」「ファンモンを好きでよかった」という感謝の言葉と、涙と笑顔であふれていた。

関連写真

  • 2日間のべ10万人に「ありがとう」を伝え、解散したFUNKY MONKEY BABYS
  • ファンも共に泣き、笑い、歌った
  • 気球でスタンドのファンにあいさつしたDJケミカル
  • 歌い終わるたびに倒れこむほど熱唱したファンキー加藤
  • 前日の最後のあいさつで鼻血を出すハプニングで伝説を残したモン吉
  • 15〜16歳のころから着ているという「勝負服」上下ケミカルで締めくくったDJケミカル
  • 解散コンサート「おまえ達との道 FINAL〜in 東京ドーム〜」の模様
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