Zeppライブエンタテインメントが従来の国内ホール事業やイベント事業に加え、海外の音楽フェスティバルやアニメ、J-POPカルチャーフェスティバルなどの企画や運営、出資参加を始めると発表した。すでに5月17〜19日に香港で『KawaiiPOP Festival-supported by@JAM-』を開催。『AFA(アニメ・フェスティバル・アジア)』をはじめ、複数のフェスへの参入も決まっている。
昨年4月に同社の代表取締役に就任した杉本圭司氏は、この参入を「フェス参入を通して、アジアの音楽業界やアーティストに、『Zepp』の啓蒙活動をすることに意義がある」という。一体それはどういうことだろうか? 実はこの向こう側に、大きな事業計画が進んでいる。
「それはインフラを作る、ということです。アジア各国にZeppを建てます。これまで世界中のプロモーターと仕事をしてきましたが、Zeppは絶大な知名度を誇り、アジアのプロモーターの中には「Zeppツアーが組めるアーティストならば」と、自国でクラブ・サーキットを組む際の目安にする人も少なくない。そもそも、Zeppツアーという言葉それ自体がブランドの高さを示します。このブランド力を最大化させていき、「Zeppアジア・ツアー」、さらに「Zeppワールド・ツアー」を作っていきたいと思いました」
■目指すは日本のZeppからアジアのZeppへ
杉本氏の発想を支えるのは、Zeppという会場の、ケタ外れに高い利便性にある。スペックはどこも同じで、設営に手間がかからない。それでいてセキュリティ対策や搬入経路などに、徹底した実用性がある。コスト・パフォーマンスの良さが求められるアジアにおいても、その機動性は有利に働く。とはいえ、今回のプロジェクトはライブハウス経営という発想に留まらない。
「Zeppを中心に、マーケットの活性化を狙います。マーケットが既に存在する場所で、ライブハウスを建てて一緒にやりませんか?というデベロッパー的なやり方は、アジアでは成立しません。第一、アジアの新興国では土地の値段が急速に上がっていますから、物理的に難しい。そうではなく、『一緒にアジアのポップ・カルチャーを作っていこう』という考え方です。日本で培ってきたノウハウを提供し、アジア全体で大きなマーケットを育てる。アジアにはキャパ200〜300人のライブハウスは幾多もありますが、その10倍規模のZeppができれば、『いずれあそこでやる』という地元アーティストの成長ストーリーにもなり得る」
Zeppアジアの稼動が始まれば「60%はローカルのアーティストに占めてもらいたい」と杉本氏は言う。しかしその一方で、「日本のアーティストが外へ出て行くのをサポートするのは、我々のミッション」と捉え、Zeppアジアは、日本のアーティストが安心してアジア・ツアーを行える場としての役割を果たしていくことにもなるという。
杉本氏が抱く、一企業としての新たなZepp像は、「日本のZeppからアジアのZepp、そして世界へ」。それは売上以上に、Zeppの影響力の拡大を指すのだという。
「Zeppがやがてカーネギー・ホールのような殿堂となり、新しいスーパー・スターを生み、アジアのポップ・カルチャー地図を変えることです」
その第一歩はすでに踏み出された。日本の繊細で優秀なものづくり能力が、アジアのポップ・カルチャーを大きく成長させる日も近いはずだ。(オリジナル コンフィデンスより)
昨年4月に同社の代表取締役に就任した杉本圭司氏は、この参入を「フェス参入を通して、アジアの音楽業界やアーティストに、『Zepp』の啓蒙活動をすることに意義がある」という。一体それはどういうことだろうか? 実はこの向こう側に、大きな事業計画が進んでいる。
■目指すは日本のZeppからアジアのZeppへ
杉本氏の発想を支えるのは、Zeppという会場の、ケタ外れに高い利便性にある。スペックはどこも同じで、設営に手間がかからない。それでいてセキュリティ対策や搬入経路などに、徹底した実用性がある。コスト・パフォーマンスの良さが求められるアジアにおいても、その機動性は有利に働く。とはいえ、今回のプロジェクトはライブハウス経営という発想に留まらない。
「Zeppを中心に、マーケットの活性化を狙います。マーケットが既に存在する場所で、ライブハウスを建てて一緒にやりませんか?というデベロッパー的なやり方は、アジアでは成立しません。第一、アジアの新興国では土地の値段が急速に上がっていますから、物理的に難しい。そうではなく、『一緒にアジアのポップ・カルチャーを作っていこう』という考え方です。日本で培ってきたノウハウを提供し、アジア全体で大きなマーケットを育てる。アジアにはキャパ200〜300人のライブハウスは幾多もありますが、その10倍規模のZeppができれば、『いずれあそこでやる』という地元アーティストの成長ストーリーにもなり得る」
Zeppアジアの稼動が始まれば「60%はローカルのアーティストに占めてもらいたい」と杉本氏は言う。しかしその一方で、「日本のアーティストが外へ出て行くのをサポートするのは、我々のミッション」と捉え、Zeppアジアは、日本のアーティストが安心してアジア・ツアーを行える場としての役割を果たしていくことにもなるという。
杉本氏が抱く、一企業としての新たなZepp像は、「日本のZeppからアジアのZepp、そして世界へ」。それは売上以上に、Zeppの影響力の拡大を指すのだという。
「Zeppがやがてカーネギー・ホールのような殿堂となり、新しいスーパー・スターを生み、アジアのポップ・カルチャー地図を変えることです」
その第一歩はすでに踏み出された。日本の繊細で優秀なものづくり能力が、アジアのポップ・カルチャーを大きく成長させる日も近いはずだ。(オリジナル コンフィデンスより)
2013/05/25