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北乃きい、実家は“洗濯板”だった 上京直後「洗濯機恐かった」

 女優・北乃きい(22)と子役の谷花音(8)が25日、沖縄・宜野湾で開催中の『第5回沖縄国際映画祭』に招待された映画『上京ものがたり』の舞台あいさつに登壇した。北乃は、自身の上京時について「当時、洗濯板で洗う家だったので、マンションに住んだことなかったし、洗濯機も恐くて1ヶ月くらい触れなかった。他にもいろんな機械があった」と、苦笑交じりに明かした。

上京時のエピソードを語った北乃きい (C)ORICON DD inc.

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 同作は、漫画家・西原理恵子の自伝的同名漫画を映画化。美大に通うために上京したヒロイン・菜津美(北乃)が、無一文にもかかわらず働こうとしない恋人に葛藤を抱えつつ、夢を実現させようと奔走する姿を描いていく。

 神奈川出身の北乃は「一人で東京に出てきた時の大変だったことを演じながら思い出した」と感慨深げ。上京時は「電車の線が多いことに驚いたし、人も多くて。いろんなことにビックリした」と、驚きの連続だったという。

 同映画祭初参加の北乃だが、グラビア撮影などで何度も沖縄を訪れており「思い出はいっぱい。石垣島に行った時は、同じ日本じゃないと感じて、感動しました」とエピソードを語っていた。

 また、今作で銀幕デビューを果たした谷は「ドラマだと1ヶ月くらいやるけど、これは少し(の撮影)だったので、お別れする時、寂しい気持ちになった」と語ると、場内からは「かわいい〜」とため息交じりの歓声。「頑張ったところは、最初は笑顔がなくて、きいちゃんと出会ってから笑顔になっていく役なので表情」と、満面の笑みを浮かべてアピールしていた。

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  • 上京時のエピソードを語った北乃きい (C)ORICON DD inc.
  • (左から)森岡利行監督、谷花音、北乃きい (C)ORICON DD inc.

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