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桐谷健太、蓮佛美沙子のラブコールに大テレ

 俳優の桐谷健太と女優の蓮佛美沙子が21日、東京・渋谷のNHKで行われたプレミアムドラマ『父の花、咲く春』の記者会見に出席した。蓮佛は、同作で初共演の桐谷の印象を「生きることを楽しんでいる人。佇まいからバイタリティがにじみ出ていて、一緒にいて元気になれる方」と絶賛。さらに「それでいて、お芝居では繊細な役に入り込んでいらっしゃって、また共演させていただきたい」とラブコールが送られ、桐谷は「照れるわ。こういうところじゃなくて、喫茶店とかで聞きたい」とハニかんだ。

桐谷健太 (C)ORICON DD inc.

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 同作は、岐阜のお座敷文化を背景に描くヒューマンドラマ。父を知らずに育った主人公・次郎(桐谷)は、伝説の幇間(ほうかん)と呼ばれた梅次という男が自分の父親らしいと情報を得る。行方不明の梅次を探し回る中で次郎が出会う、さまざまな悲しみを背負いながらも笑顔で生きていこうとする人々を描く。

 同局ドラマ初主演を果たした桐谷は「僕はオトンもオカンもいるし、健康でワイワイやっているので、どういう気持ちでやったらいいだろう」と悩んだといい、「母子家庭の友人がいて。話しづらい事と思うけれど、お願いしたら、快く話してくれた」と感謝。「その聞いた話と、自分の中で作った次郎像がリンクして、自分の親に対する想いが素直に出たんちゃうかなと思っている」と、役作りに胸を張った。

 岐阜でオールロケが敢行され、桐谷は「海外とか、いろいろなところに旅に出るのが好きなんですけれど、日本の風景を見た時はいつも温かい気持ちになれる。岐阜には日本の古き良き風景がすごく残っていて、優しい気持ちで撮影に臨めました」と振り返り、「そういう風景を伝えていけたら、残していかなと思っている」と意気込んだ。

 また、同作を通じて桐谷は「人間、ないものねだりってよく言いますけれど、“ありものうれし”やな」と実感。「周りを見れば笑顔を返してくれる人もいるのに気が付かない人は多くいると思うんです。あるものを感謝するのは難しい」と持論を交えて語った。また「芝居をしながら次郎にも背中を押してもらった。自分が芝居を作るだけじゃなくて、役が自分を作ってくれる部分がある。役者ってそこが面白いんです」と、俳優業の醍醐味を笑顔で語っていた。

 岐阜県発ドラマ『父の花、咲く春〜岐阜・長良川幇間物語』は4月3日、BSプレミアムにて午後10時より放送する。

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  • 桐谷健太 (C)ORICON DD inc.
  • (左から)桐谷健太と蓮佛美沙子 (C)ORICON DD inc.
  • 桐谷健太と共演した注目の若手女優・蓮佛美沙子 (C)ORICON DD inc.

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