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大人気ゲーム『薄桜鬼』のミュージカル第二弾「沖田総司 篇」開幕!

 シリーズ累計70万本を超える大人気ゲーム『薄桜鬼』を題材とした舞台の第二弾、「ミュージカル『薄桜鬼』沖田総司 篇」が、3月14日に池袋・サンシャイン劇場にて開幕。初日公演を前に、ゲネプロが行われ、沖田総司役の廣瀬大介をはじめ、主要キャストが会見に登場し、本番への意気込みを語った。

ミュージカル『薄桜鬼』会見より(写真左から)松田凌、鈴木拡樹、廣瀬大介、鈴木勝吾、矢崎広。(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会

ミュージカル『薄桜鬼』会見より(写真左から)松田凌、鈴木拡樹、廣瀬大介、鈴木勝吾、矢崎広。(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会

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 ミュージカル『薄桜鬼』は、2012年のG.W.に同劇所で第一弾公演「斎藤一 篇」を上演。若手実力派俳優たちの熱い演技と、殺陣とダンスで新撰組を表現するという斬新な演出で観客を魅了した。今回の「沖田総司 篇」では、天才的な剣の才を持つ新選組一番組組長『沖田総司』が物語の主人公となり、父を捜して京へやってきた少女・雪村千鶴との恋模様や、突如現れた千鶴の兄・南雲薫や風間千景率いる鬼一族との戦いが描かれる。

 今作の主人公・沖田総司を演じる廣瀬は「みんな本番に向けてボルテージが上がったと思うので、この流れを止めないよう、先頭に立てるようにもっともっとテンションあげて頑張っていきたい」と話し、斎藤一を演じる松田凌は「1年前(前作で)この場に立っていたんだなと思ったのと同時に、またここに帰ってこれたなという想いが強い」と、感慨深い様子で「1年という時を経て、成長した姿を皆様にも観て頂きたいですし、今後このミュージカル『薄桜鬼』という作品がもっともっと広がるように、歴史の1ページとして、自分たちもより頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。

 鬼一族・風間千景を演じる鈴木勝吾は「『薄桜鬼』の原作を好きな人がさらに好きになれるように、また、『薄桜鬼』をミュージカルで初めて知った人が原作に立ち返れるような、そういう愛される作品にしていきたい。2作目なので、前作よりも必ず超えていきたい!」と力強く語り、「沖田総司 篇」で初登場となるキャラクター、雪村千鶴の兄・南雲薫を演じる鈴木拡樹は「このカンパニーに入ったときに、最初に受けた印象は『この作品を大好きな人たちが集まっているんだな』ということだった。なので、僕も『薄桜鬼』という作品を愛して、大好きになって、この舞台に立とうと思ってます。お客様の目の前でどれだけ『薄桜鬼』への愛情を出せるかが勝負かなと思ってます!」とコメント。

 また、妹・千鶴とのシーンに関しては「子供の頃の千鶴と南雲の仲良かった頃の兄妹のシーンを描きたかった。“あんなに仲の良かった兄妹が崩れていく姿”っていうのを描きたかったんですが、どうしても舞台の尺の都合と年齢の都合もあって…(笑)」と苦笑いしつつ、「でも、それに代わる要素として、僕が一番最初に男装&洋装で登場するときに、演歌を歌わせて頂くんですが、千鶴と一緒に演歌を歌うデュエットシーンで、その部分を表現することができた。崩れた後のお兄ちゃんも、もちろん好きだけど、優しかった頃をちょっとでも描けたことが嬉しい」とニッコリ。

 前作の上演から1年を経て、前作では登場しなかった近藤勇(井俣太良)も今作では登場し、より新選組の結束が強まったらしく、松田は「近藤さんが加わって、新選組がより新選組らしくなって、もっと強くなれた気がします!」とコメント。また、土方歳三を演じる矢崎広は「(近藤勇を演じる)太良さんは『あれ、毎日筋トレしかしてないんじゃないかな?っていうくらい、憎めない明るいキャラで、本当に近藤さんだ!って感じ。それぞれ皆のキャラクターがより深くなったと思います」と語ると、敵対する役側の鈴木拡樹は「本当に太良さんは、見ていて、新撰組の柱というか、精神的な支柱という感じがするので、僕としてはどうにかして新選組の絆を折ってやろうっていう感じで、本番臨むしかないなって思ってます(笑)」と話し、笑いを誘った。

 自身が演じるキャラクターについては、「前作から全く別のキャラに変えるのではなく、前作の斎藤一にプラスをして、新選組の一振り刀としてパワーアップさせたい」と松田が語ると、鈴木勝吾は「前作に比べて、今作は少し大人な風間を出すようにしてます。沖田と南雲がわりと子供というか可愛いケンカをしているので、風間は感情を出さないように作っていってる。ただ、かなり気取ってるけど、実はすごい野心家で子供っぽいところもあるので、そういうひそかに見えるという部分をうまい具合に出していければいいな」と語った。

 沖田総司と雪村千鶴との恋模様が描かれるのも今作の見どころのひとつということで、廣瀬は「沖田が、千鶴やいろんな人と出会ったことで、殺すだけじゃなくて、受け入れるということを学び、感じるようになった、そんな沖田の変化も今回のポイント。「斎藤一 篇」とは違うかもしれないけど、沖田らしい美しい恋模様が描かれている。どこを見ても沖田の魅力が満載だと思う!」と見どころをアピールした。

 ミュージカル『薄桜鬼』沖田総司 篇は、3月24日(日)まで池袋・サンシャイン劇場にて上演中。そして早くも、第三弾となる「土方歳三 篇」が今年10月に日本青年館にて上演されることが決定。なお、現在発売中の『デ☆ビュー』4月号には、沖田総司役の廣瀬大介&鬼一族・風間千景役の鈴木勝吾のインタビューを掲載中。

関連写真

  • ミュージカル『薄桜鬼』会見より(写真左から)松田凌、鈴木拡樹、廣瀬大介、鈴木勝吾、矢崎広。(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
  • 沖田総司役の廣瀬大介。(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
  • 沖田と千鶴の恋模様が描かれる。(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
  • 南雲薫と雪村千鶴の兄妹によるデュエットシーン。(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
  • 歌唱シーンも見どころの一つ。(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
  • 肉体美を見せつけたキャストたち。(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
  • 殺陣シーンもふんだんに盛り込まれる。(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会

提供元:Deview

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