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間寛平、マスコミの被災地報道に苦言「テレビは取り合ってくれへん」

 吉本興業は7日、“笑い”による東北の復興を目的にした『みちのく新喜劇』の旗揚げを発表。同日、都内で行われたお披露目会見には、間寛平南海キャンディーズの山崎静代ほか、同劇団員の三瓶大西ライオンらが出席した。昨年8月に東北を巡る『RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン』を完走した間寛平は「来て欲しいという場所もいっぱいあるのに、テレビは『(取材に行って)何があるの?』と取り合ってくれへん」と苦言を呈し、「忘れては困ることだから、僕らがちょっとでも協力していきたい。こうして公演ができるようになったのは復興に向かっている証拠」と被災地支援への想いを語った。

間寛平 (C)ORICON DD inc.

間寛平 (C)ORICON DD inc.

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 東日本大震災からもうすぐ丸2年。旗揚げ公演は、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズにて22日より4月7日まで行われ、震災と深く関わりながら活動してきた芸人たちが参加する。大西は「はじめは『心配ないさ〜』という言葉が被災者にとっていいのかと思っていた。でも、逆に拍手して喜んでくれて、元気をもらいました」と感謝。宮城県の“住みます芸人”で、同公演の脚本演出を担当するオコチャは「2030年が舞台。子どもたちが大人になった時に、復興した先のハワイアンズを表現したいと思っています。地域の方々にも参加してもらった密着型の新喜劇です」と構想を明かした。

 会見には、同所を描いた映画『フラガール』に出演したしずちゃんのほか、同所のダンシングチームも応援に登場。しずちゃんは「福島は、撮影の間ずっと滞在していましたから懐かしい。久しぶりにフラダンスを見て、昔の自分を見ているみたい」と目を細め、「ハワイアンズは、ダンスもあり、ショーもあり、大人から子どもまで楽しめる素敵な場所」とアピール。

 間も「僕も阪神大震災に遭っているから気持ちがすごく分かる。ありがた迷惑に感じることもあるんじゃないかと思うけれど、こうして公演ができるようになったということは復興してきていると感じる」と喜び、「スケジュールが合えば駆けつけたいくらい。ほんまに頼むで、東北の皆さんをドーンと笑わせたってや」とエールを送った。

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