英小説家のアガサ・クリスティー原作の舞台『マウストラップ』公開ゲネプロが6日、東京・六本木ブルーシアターで行われ、初舞台で初主演を務める俳優・森宮隆ら出演者が会見を行った。森宮は「諸先輩方に支えられてのびのびやっています」と充実の表情。公演初日を迎え「終着地点が見えない中で、道筋が見えてきた」といい、「今後10日間が楽しみ」と最終日までの成長に思いを馳せた。
クリスティーが故・メアリ王妃のために執筆した作品をラジオドラマから戯曲に書き換えた同舞台。映像化が禁止され舞台でしか見ることができないクリスティー唯一の作品で、1952年にロンドンで初演を迎えて以来、60年にわたりロングランとなっている。
雪で外部と遮断された山荘を舞台に5人の宿泊者と刑事、オーナーの若夫婦がそれぞれ殺人事件の犯人を疑い始めるミステリーで、刑事を演じる森宮は「セリフがあまりにも長いので、飽きられても駄目だし、早口すぎるのも困るので、さじ加減に悩んだ」と役作りに苦労を吐露。共演の小松政夫も膨大なセリフに「最初に台本をもらった時『これ、誰が演るんだ』と思った」と冗談めかし、「みなさんと慰めあったり励まし合ったりしてようやく、この日を迎えた」と満足げだった。
会見にはほかに、横内正、夏樹陽子、演出家のジェイスン・アカーリが出席した。同日より同所にて17日まで上演。
クリスティーが故・メアリ王妃のために執筆した作品をラジオドラマから戯曲に書き換えた同舞台。映像化が禁止され舞台でしか見ることができないクリスティー唯一の作品で、1952年にロンドンで初演を迎えて以来、60年にわたりロングランとなっている。
雪で外部と遮断された山荘を舞台に5人の宿泊者と刑事、オーナーの若夫婦がそれぞれ殺人事件の犯人を疑い始めるミステリーで、刑事を演じる森宮は「セリフがあまりにも長いので、飽きられても駄目だし、早口すぎるのも困るので、さじ加減に悩んだ」と役作りに苦労を吐露。共演の小松政夫も膨大なセリフに「最初に台本をもらった時『これ、誰が演るんだ』と思った」と冗談めかし、「みなさんと慰めあったり励まし合ったりしてようやく、この日を迎えた」と満足げだった。
会見にはほかに、横内正、夏樹陽子、演出家のジェイスン・アカーリが出席した。同日より同所にて17日まで上演。
コメントする・見る
2013/03/06