4月2日に新開場する「GINZA KABUKIZA」こと第五期歌舞伎座(東京・銀座)の竣工式が26日、同所で行われた。神事・祝賀会に出席した日本俳優協会会長の坂田藤十郎は「歌舞伎座の真新しい舞台に立つことができることに胸高鳴っております。この劇場にふさわしい立派な舞台をお見せしないといけないと全員意気込んでいます」と、俳優代表として語った。
新たな歌舞伎座は、地下鉄東銀座駅直結で、同施設の劇場部分には瓦屋根や唐破風、欄干など長らく親しまれてきた歌舞伎座のデザインを踏襲。バリアフリー化やエレベーターの設置、トイレの増設、客席の寸法を拡大するなど、快適性を強化した。
藤十郎は「歌舞伎は日本を代表する伝統芸能として世界に評価されている。歌舞伎役者にとってうれしく誇らしいこと。これまでの歌舞伎座の良さを受け継ぎ、見やすく、使いやすい工夫が活かされているとうかがっている。こんなうれしいことはございません」と祝辞を述べた。
同所は、オフィスやギャラリーなども備えた高層複合施設で、日本建築の練子連子格子をモチーフにした外観。地下4階、地上29階建てのビルになり、屋上には日本庭園をしつらえ、憩いの空間も用意。建築主の松竹・大谷信義代表取締役会長は「公共的な機能を備えた劇場施設にしたい」と展望を語っていた。
竣工式典には坂東三津五郎、尾上菊五郎、中村吉右衛門、波乃久里子、三田寛子らも出席。
1889年に第一期歌舞伎座が誕生し、1911年に第二期、1924年に第三期、戦後間もない1950年に第四期が開場したが、老朽化などの理由から2010年4月30日に閉場していた。
新たな歌舞伎座は、地下鉄東銀座駅直結で、同施設の劇場部分には瓦屋根や唐破風、欄干など長らく親しまれてきた歌舞伎座のデザインを踏襲。バリアフリー化やエレベーターの設置、トイレの増設、客席の寸法を拡大するなど、快適性を強化した。
藤十郎は「歌舞伎は日本を代表する伝統芸能として世界に評価されている。歌舞伎役者にとってうれしく誇らしいこと。これまでの歌舞伎座の良さを受け継ぎ、見やすく、使いやすい工夫が活かされているとうかがっている。こんなうれしいことはございません」と祝辞を述べた。
同所は、オフィスやギャラリーなども備えた高層複合施設で、日本建築の練子連子格子をモチーフにした外観。地下4階、地上29階建てのビルになり、屋上には日本庭園をしつらえ、憩いの空間も用意。建築主の松竹・大谷信義代表取締役会長は「公共的な機能を備えた劇場施設にしたい」と展望を語っていた。
竣工式典には坂東三津五郎、尾上菊五郎、中村吉右衛門、波乃久里子、三田寛子らも出席。
1889年に第一期歌舞伎座が誕生し、1911年に第二期、1924年に第三期、戦後間もない1950年に第四期が開場したが、老朽化などの理由から2010年4月30日に閉場していた。
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2013/02/26