お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が監督した映画『ボクたちの交換日記』（3月23日公開）の完成披露試写会が18日、都内で行われた。W主演の伊藤淳史と小出恵介と共に舞台あいさつに立った内村監督は、過去のコンビ解散危機を告白。「1回だけあります。『お笑いスター誕生!!』3回目の挑戦の時。今度優勝できなかったら解散しようかって私が言ったら、南原も『いいよ』って。そしたら優勝しちゃったんで、そこから冬の時代…営業の日々が始まった」と苦笑いで振り返った。

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　放送作家・鈴木おさむ氏の同名小説を映画化した同作は、結成12年の売れないお笑いコンビ・房総スイマーズが交換日記でお互いの本音に迫り、再び夢に向き合っていく感動作。伊藤と房総スイマーズを演じた小出は、慣れない芸人役に終始そわそわ。質問にも「なんだっけ？」と落ち着きない様子だったが、内村監督から「私が女だったら一回抱かれていたでしょう。かっこいいしワイルド」とベタ褒めされると、ニンマリしていた。

　房総スイマーズは、舞台あいさつ前に女性お笑いコンビ・ニッチェが務めた“前説”にも乱入。ひとしきり冷やかすと、小出は「今ものすごく後悔しています。ふわふわしてやってたけど、出てきたらすごく真面目な舞台あいさつで」と苦笑。ムロツヨシからは「恵介、涙目になってるけど大丈夫？」と心配されていた。

　作品にちなみ、キャストらは本音をしたためたメッセージを交換。小出にラブコールを送った内村監督は「1回だけ。行きずりの恋、酔った勢い。このかっこよさをいかに封じ込めるかに苦心しました。雑なとことワイルドなところもいい。私は几帳面なので」とデレデレ。内村監督のファンだったという川口春奈も「私を内村さんの娘にしてください。何でもします」とハートマークたっぷりのメッセージを贈っていた。

　舞台あいさつにはほかに木村文乃、鈴木氏が登壇した。