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田村正和、ドラマ初共演の仲間由紀恵にフラれていた

 俳優の田村正和、女優の仲間由紀恵が7日、都内でテレビ朝日系ドラマスペシャル『上意討ち〜拝領妻始末』(2月9日 後9:00)の記者会見に出席した。テレビCMでおなじみの2人がドラマで初共演。田村は「ドラマの核になる鋼のような信念を持った女を仲間さんはしっかりと悲しく演じられた。仕事のしやすい、応えてくださる女優さん」と仲間を絶賛した。

(左から)仲間由紀恵、田村正和 (C)ORICON DD inc.

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 仲間も「田村さんから『よろしく』と言葉いただいて、私の中で緊張していたものが和らいだ。いい雰囲気で撮影に入ることができて、すごくありがたかったです」と感謝。その一方で、「何度もロケを見に来ませんかと誘っていただいたのに、ちょっと、ちょっとと断ってしまっていた」と打ち明け、田村を苦笑いさせた。

 同作は晩秋から冬の京都・太秦の東映京都撮影所を中心に撮影され、松平健との一騎打ちのシーンなど屋外でのロケ撮影も多かった田村は「山奥で撮影していました。どこへ行っても寒かった」とボヤいた。仲間は他局のドラマの撮影もあり、田村の誘いに応じられなかったが、田村は「きれいな女性がいたほうが現場に張り合いありますし、寒い体験もさせたいとか、いろいろありまして、誘っていたんですが、全く来てくれなかった」と恨み節で笑わせた。

 東映京都撮影所は、もともと田村の父、阪東妻三郎が開いた撮影所でもあり、田村は「太秦は小さいころは近所にも住んでいましたし、ふるさとのようなところ」と、感慨深いものがあった様子。仲間が撮影前に嵯峨野の二尊院へ妻三郎のお墓を訪れ、作品の成功を祈ったことを明かすと、田村は「ありがとう」とやさしい表情を向けていた。

 同ドラマは、身分の上の者から下の者に対する命令は、絶対的なものだった封建社会の江戸時代に、家族の愛のために命をかけて上意に反旗を翻した男女の物語。脚本家・橋本忍氏が、かつて三船敏郎主演、小林正樹監督で映画化された自らの脚本に手を入れ、リメイクした。

 田村は「脚本が素晴らしすぎてプレシャーに感じました。三船さんの作品を拝見してこれはダメだと思いました」と自省。今作では口うるさい妻の小言に耐え、妻や上役に気を遣い、すべてを自らの内に飲み込む婿養子として自分なりの役作りをしたことを明かし、「本人の気持ちや愛情を無視した理不尽な制度に敢然と立ち向かう伊三郎の行動は視聴者の皆さんも頷けると思います」とアピールした。昨今の時代劇離れについても「少しずつでも時代劇が好きな視聴者が増えてくれることを切に切に願っております」と話していた。

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  • (左から)仲間由紀恵、田村正和 (C)ORICON DD inc.
  • トーク中は和気あいあいとした雰囲気に (C)ORICON DD inc.
  • 仲間の艶やかきもの姿に田村もメロメロ? (C)ORICON DD inc.
  • テレビ朝日系ドラマスペシャル『上意討ち〜拝領妻始末』の記者会見に出席した田村正和 (C)ORICON DD inc.
  • テレビ朝日系ドラマスペシャル『上意討ち〜拝領妻始末』の記者会見に出席した仲間由紀恵 (C)ORICON DD inc.

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