ピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2013』の決勝進出者発表会見が1月31日、都内で行われ、スギちゃん、キンタロー。、桂三度、ヤナギブソン、田上よしえ、岸学、雷ジャクソン高本、三遊亭こうもり、ヒューマン中村、アンドーひであき、岩橋良昌（プラスマイナス）、三浦マイルドの12名が出席した。

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　芸歴1年未満で決勝まで上り詰めたキンタロー。は、プレッシャーを感じながらも「あっちゃんの気持ちがわかって、物まねに磨きがかかります」と余裕の表情。副賞として関西テレビ・フジテレビ系の冠番組が与えられるとあって「私の番組を楽しみに待っててください、ブライングゲット」と前田敦子の物まねで自信を見せた。

　一方、“世代交代”を賭けてキンタロー。と初戦に臨むスギちゃんは「これに負けたら仕事は絶対減る……」と震えた声で捨て台詞を残し、自信なさげに次の仕事に向かっていった。

　キンタロー。と同じCブロックでトリを務める雷ジャクソン高本は「無名な芸人が夢を掴める場所と信じてる。僕はその夢を同じ事務所のタレントにつぶされるんじゃないか。下剋上ですかこれは」と嘆いた。

　ピン芸人・末高斗夢から転身し前座修行中の落語家・三遊亭こうもりは、決勝進出に「相当奇跡が起こりまして。師匠は事の重大さに気付いてないから、ちゃんと伝えようと思います」と大喜び。同じく世界のナベアツから落語家に転身した桂三度は、審査委員長を務める師匠の桂文枝に「師匠の得点はないものと考えてます」とあいさつしたといい、「師匠を椅子からこけさせるようにがんばる」と決意を語った。

　決勝戦は昨年と同じく12人による変則トーナメント方式で持ち時間3分で行われる。4人ずつが3ブロックに分かれて各ブロックの勝者を選出し、勝ち上がった3人で賞金500万円を賭けた最終決戦を行う。司会は10年連続で雨上がり決死隊が務め、今年は副賞として関西テレビ・フジテレビでの冠番組が与えられる。

　会見ではネタ順を決める抽選も行われ、Aブロックにはトップバッターから岸学、三浦マイルド、ヤナギブソン、岩橋良昌（プラスマイナス）が順に登場。Bブロックはヒューマン中村、三遊亭こうもり、田上よしえ、桂三度と続き、Cブロックはキンタロー。、スギちゃん、アンドーひであき、最後は雷ジャクソン高本がトリに決定した。

　決勝戦は2月12日、関西テレビ・フジテレビ系列で生放送される。